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『戦後史の解放1 歴史認識とは何か』 細谷雄一著 : ライフ : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
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『戦後史の解放1 歴史認識とは何か』 細谷雄一著 : ライフ : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
国際政治史から概括 ほどなく、安倍首相による戦後70年談話が発表されよう。E・H・カーは「歴史とは... 国際政治史から概括 ほどなく、安倍首相による戦後70年談話が発表されよう。E・H・カーは「歴史とは過去と現在との活(い)き活きした対話である」と説いたが、特に今年は両者の対話が求められる。 そうした中、実に時宜をえた書物が登場した。著者は気鋭の外交史家である。否、本書で著者は国際政治史家であることを示した。 本書は戦後史を「イデオロギー的」、「時間的」、そして「空間的」な「束縛」から解放しようとしている。かつてはマルクス主義、最近はポストコロニアリズムやフェミニズムが歴史認識と政治運動を連動させてきた。また、「親米」と「反米」のイデオロギー対立も根深い。そのため、アメリカの操作だけで歴史を語る「陰謀史観」が人気を博す。また、1945年8月15日を境に戦前と戦後を分断し、そこに何らの継続性を見ようとしない向きもある。しかし例えば、関東軍の錦州爆撃なしに東京大空襲は語れない。また、戦後の平和主