温泉図書館ほっこり…草津のバスターミナルに : 社会 : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）

群馬県草津町草津の草津温泉バスターミナル内に、町立温泉図書館が開館した。 町役場に併設されていた町立図書館を、同ターミナル３階の町温泉資料館内へ移し統合。観光客の情報拠点として再出発することになった。 温泉資料館（床面積約４００平方メートル）を一部改修し、約３００平方メートルのスペースに、温泉関連の図書を中心に小説、絵本など蔵書５万冊を置いた。 約７０平方メートルに、明治時代初期の湯畑の写真や、かつて使われていた配湯用木管など、温泉資料館所蔵の資料を引き続き展示する。窓際にカウンター席を４４席設けた。無料で利用できる。 旧図書館が手狭になったことに加え、観光客や町民から「バスの待ち時間に立ち寄るところがない」という意見が出たため、町が約４０００万円をかけて実現した。 ３日の開館式典で草津町の黒岩信忠町長は、「観光客が時間を有効に使える場所ができた。子供たちにも学習の場として活用してほしい」

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"町役場に併設されていた町立図書館を、同ターミナル３階の町温泉資料館内へ移し統合。観光客の情報拠点として再出発"