満開の桜並木を車山巡る…犬山城下に時代絵巻 : 社会 : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）

国宝・犬山城を望む愛知県犬山市の城下町一帯で２日、「犬山祭」（国重要無形民俗文化財）が始まった。 満開の桜並木の中を豪華 絢爛 （ けんらん ） な 車山 （ やま ） １３両が巡り、約１８万人（企画委員会発表）でにぎわった。 江戸時代の１６３５年（寛永１２年）から続く針綱神社の祭礼。各町内から高さ８メートルの車山が正午前に犬山城前広場に勢ぞろいし、笛や太鼓の音に合わせて、それぞれがからくり人形の妙技を披露した。 日没後は各車山に３６５個の 提灯 （ ちょうちん ） が点灯され、時代絵巻に彩りを添えた。