「日本一の滝王国」をＰＲへ…山形県がＨＰ開設 : 社会 : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）

「山形は日本一の滝王国」――。 山形県は、県内に点在する滝を新たな観光資源としてＰＲする取り組みを強化する。滝の数が国内で最も多いことを強みに、県内の主な滝の名所を紹介する専用ホームページ（ＨＰ）「日本一の滝王国山形」を開設した。今後、外国人観光客にも広くＰＲするため、多言語パンフレットも作る。これまでは広く浸透しているとは言い難い山形の「日本一」だったが、「埋もれていた観光資源」にスポットを当てることで「国内外から観光客を呼び込みたい」（県観光立県推進課）としている。 １９８９年に当時の環境庁が全国の滝約２５００か所をピックアップしたデータによると、県内には２３０か所の滝があり、その数は全国１位だ。 県内は森林が県土の７２％を占め、蔵王や月山、鳥海山、朝日連峰など深い山々が連なる。豪雪地帯であることに加え、こうした森林の保水力や高低差のある地形が、多くの滝を形成したと推測される。 中でも