２歳牝馬、国道１号を６キロ駆け抜ける : 社会 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

１日午前７時５０分頃、川崎市幸区小向の多摩川河川敷にある川崎競馬場の練習場で、牝馬(ひんば)（２歳）が、男性厩務(きゅうむ)員を振り落として、場外に逃走。国道１号を約６キロ暴走し、同８時半頃、横浜市鶴見区で厩務員らに保護された。 この間に、牝馬は自転車と接触。落馬した厩務員と、自転車に乗っていた横浜市鶴見区の無職男性（６３）が軽傷を負った。 川崎競馬組合などによると、牝馬は４月３０日に同競馬場の小向厩舎に入り、競走馬としてのトレーニングを始めたばかりで、レース経験はない。周囲を走っていた馬に驚いて暴走したとみられる。 神奈川県警には、「馬が国道１号を走っている」などの１１０番が約２５件寄せられた。