天津の爆発現場から神経ガスも…中国中央テレビ : 国際 : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）

【北京＝蒔田一彦】中国国営の中国中央テレビは１８日、天津市で１２日に起きた爆発事故の現場付近の空気中から神経ガスが検出されていた、と報じた。 同テレビによると、消防隊が１６日午前、爆心地付近の空気を観測したところ、シアン化ナトリウムと神経ガスの２種類の有毒ガスが検出された。消防隊員が携帯していた観測機器が検知した有毒ガスのレベルは上限まで達していたという。当局はこれまで、空気中のシアン化物の観測結果は公表していたが、神経ガスについては一切言及してこなかった。 中国メディアによれば、爆発のあった化学物質倉庫には、シアン化ナトリウムや硝酸アンモニウムなど４０種類以上の危険な化学物質が計約３０００トン保管されていたとみられる。

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"消防隊が16日午前、爆心地付近の空気を観測したところ、シアン化ナトリウムと神経ガスの2種類の有毒ガスが検出された。消防隊員が携帯していた観測機器が検知した有毒ガスのレベルは上限まで達していたという"