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柄谷行人
「自由な個人のアソシエーション」は資本主義を超えられるか 柄谷行人『トランスクリティーク』(批評空... 「自由な個人のアソシエーション」は資本主義を超えられるか 柄谷行人『トランスクリティーク』(批評空間)2002 マルクスは、社会主義の崩壊とともに葬られたと常識的には考えられているが、実は「社会主義」諸国の政治経済体制は、マルクス自身の思想とはほとんど関係がない。たとえばマルクスは「科学的社会主義」を唱えたこともなければ「生産手段の国有化」を主張したこともない。マルクス主義は崩壊しても、思想としてのマルクスの影響は今なお強い。しかし、そこにも「崩壊」は皮肉な形で影響を及ぼしている。「彼らが崩壊したとき、私は自身が逆説的に彼らに依存していたことに気づいた」(本書十一ページ)。体制批判の武器だったマルクスの言説が、批判の対象を失ったとき「ポストモダン」の言語遊戯に流れてゆくのは不可避だった。本書は、こうした流れに抗してマルクスの再評価を試みるもので、カントを論じる第一部とマルクスを論じる第二