一部録音録画“立証に有効” NHKニュース

一部録音録画“立証に有効” 7月1日 8時4分 全国の警察で実施されている、取り調べの一部を録音・録画する試みについて、取り調べに当たった捜査員が、９７％のケースで、容疑者の供述が任意で行われたことを立証するうえで有効だったと答えました。 警察が取り調べの一部を録音・録画する試みは、おととしからから全国の警察で実施されていて、ことし３月までの間に、容疑者が容疑を認めた殺人や強盗傷害などの７１７の事件が対象になりました。警察庁が、取り調べに当たった６１３人の捜査員に聞き取り調査をしたところ、９７％のケースで、供述が任意で行われたことを立証するうえで有効だったと答えました。取り調べへの影響については、一部の録音・録画であれば「影響はない」とする意見が６６％を占めましたが、すべての過程を録音・録画する全面的な可視化については、「容疑者との人間関係が作れなくなる」などとして、９１％が導入すべきでな