ＷＴＯ閣僚会議 初の具体的な成果 NHKニュース

交渉の難航で期間を延長して続けていたＷＴＯ＝世界貿易機関の閣僚会議は、貿易自由化交渉で部分的な合意に達し、ＷＴＯ発足以来、すべての参加国が加わる形では初めて具体的な成果を残しました。 １５９の国と地域が参加してインドネシアのバリ島で開かれているＷＴＯの閣僚会議は、目標としていた貿易自由化交渉の部分的な合意ができず、期間を延長して７日も未明から断続的に交渉を続けていました。 ７日の交渉ではキューバなど一部の国が閣僚宣言案について先進国主導で取りまとめが進んだなどと反発していましたが、内容を一部修正することで合意し、全会一致で宣言を採択しました。 宣言では、貿易自由化交渉、「ドーハ・ラウンド」のうち、比較的対立の少ない「税関手続きの簡素化」、「農業」、それに「開発」の３つの分野で合意に達したとしています。 １９９５年に発足したＷＴＯがすべての参加国が加わる形で新たな貿易ルールを作るのは初めてで

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