ギリシャ 大手２銀行が支援要請 NHKニュース

ギリシャの大手銀行２行が、政局の混乱に伴う預金の流出などから手元の資金が減少したため中央銀行に短期資金の支援を要請し、議会選挙を前にギリシャ経済に対する懸念が一段と強まっています。 ギリシャの大手銀行「アルファ銀行」と「ユーロバンク」は、１６日ギリシャの中央銀行に短期資金の支援を要請しました。 ギリシャでは、今月２５日に議会選挙が実施される予定で、財政緊縮策に反対する野党が政権の主導権を握れば、金融支援を巡るＥＵ＝ヨーロッパ連合などとの協議が難航することが予想され、政局の混乱への懸念から銀行からの預金の引き出しが増えています。 これに加えこの２行は、低金利のスイス・フラン建ての融資を増やしていたため、フランの急騰で、融資が焦げ付くことへの懸念が広がり、銀行間で資金をやり取りする短期の金融市場で資金が取りにくくなったことも支援要請の背景にあるものとみられます。 これを受けて、ギリシャの株式市

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