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二酸化炭素平均濃度 初の400ppm超 NHKニュース
増加を続ける温室効果ガスの大気中の二酸化炭素の平均濃度は、去年、国内の3か所の観測地点のうち2か... 増加を続ける温室効果ガスの大気中の二酸化炭素の平均濃度は、去年、国内の3か所の観測地点のうち2か所で初めて400ppmを超えたことが、気象庁の観測で分かりました。 それによりますと、去年1年間の平均濃度はいずれもおととしを上回り、大船渡市で401.3ppm、与那国島で401.7ppmと、2か所で年間の平均として初めて400ppmを超えたほか、南鳥島でも399.5ppmとなりました。 各国の科学者などで作る国連のIPCC=気候変動に関する政府間パネルは、今世紀末の気温上昇を2度未満に抑えるための二酸化炭素濃度の目安を420ppm程度としています。 気象庁によりますと、国内の観測地点では、いずれも毎年2ppm程度の上昇が続いていて、現在の傾向が続けば10年ほどでこの目安に達することになります。 気象庁の小出寛全球大気監視調整官は「国際的に大幅な削減が実現しなければ気温上昇を2度以内に抑えること
2015/05/29 リンク