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書評 日本の思想
岩波書店は多くの岩波文化人を育て世に送った。岩波文化の本質は体制反対派に属するようだが、日本共産... 岩波書店は多くの岩波文化人を育て世に送った。岩波文化の本質は体制反対派に属するようだが、日本共産党の左翼陣営でもない。つまり日本の知識人や若者を当時の共産圏文化から守るべき防波堤として、体制側の懐の深いメデイア政策によって、一応反体制的知的階層を代表するが共産圏とは別のやり方でもって日本政府の改革が可能なことを示すために立てられた灯台であった。その旗手が当時の第1次安保闘争の知識人リーダたる丸山真男東大教授であった。 この本の内容はなんと約50年前に書かれている。ある意味では日本文化・文明論の魁を成すものである。かってはやった日本文化論や日本人論は底の浅い、支離滅裂の日本賛美論に流れやすいのだが、丸山真男氏による「日本の思想」はさすが手堅い日本思想史になっている。ただ本書は短編の論文の寄せ集めなので、主に明治以降の思想しか扱っていない。つまり天皇制の拠って来るところが中心である。そして日本