川崎病

乳幼児が罹る病気の一つに、「川崎病」という病気があります。 川崎病の症状には、高熱と発疹が見られるため、「急性熱性発疹症疾患」ともいわれています。 川崎病という名前の由来は、当時、日本赤十字社の小児科医であった、川崎富作氏が、最初に、川崎病患者を発見したことから名付けられました。川崎という名称から、よく、神奈川県川崎市などの地名が連想されてしまうのですが、これは、川崎氏の名前から付けられただけのことであって、地域名とは何の関係もありません。また、川崎というと、ぜん息を発症させることになった「川崎公害」が有名ですが、こちらもまた関係ありません。 川崎病は、最初、1961年に発見されましたが、それから6年後の1967年に、正式に名称が付けられたといわれています。そして、英語では「Kawasai Disease（KD）」と名付けられ、世界的にも知られる病名となっています。 この病気を発見