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酔うぞの遠めがね: 珍しく、新聞に疑似科学・カルトの記事
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酔うぞの遠めがね: 珍しく、新聞に疑似科学・カルトの記事
サンケイ新聞より「疑似科学やオカルト… なぜ、だまされるのか?」 霊視や前世占い、占星術といった「... サンケイ新聞より「疑似科学やオカルト… なぜ、だまされるのか?」 霊視や前世占い、占星術といった「スピリチュアル(精神的な、霊的な)世界」がブームだ。それらを扱うテレビ番組は軒並み高視聴率を獲得し、ベストセラーになる出版物も多い。だが、中には疑似科学やオカルト現象を妄信し、だまされて被害にあう人もいる。 科学の視点で批判してきた立命館大学国際平和ミュージアム名誉館長の安斎育郎さんは「『思い込み』と『欲得ずく』が錯誤への落とし穴」と注意を呼びかける。(伐栗恵子) ■「欲得ずく」「思い込み」が落とし穴 今月中旬に大阪市内で行われた関西消費者協会の講演会。 安斎さんは趣味の手品を生かしながら、超能力やオカルト現象のトリックを暴いていく。 例えば、スプーン曲げ。 丈夫な金属のスプーンを指で軽くさすっているうちに、ぐにゃりと曲がり、客席からは驚きの声が上がる。だが、これは支点、力点、作用点をうまく利