東京・立川市の小学校で学校給食として出された「刻みのり」が原因の集団食中毒で、教育委員会は再発防止策をまとめ、中止していた給食センターで調理した給食の提供を今月21日から再開することになりました。 立川市教育委員会は今月2日、専門家による委員会を設けて対策の検討を進め、提言を受けて再発防止策をまとめました。 この中では、食材の製造業者が提出する工程表で加熱殺菌の方法や実際の製造に関わる事業者についても報告させるほか、「刻みのり」のように加熱せずに使用する食材については「ノロウイルス非感染検査証明書」の提出を求めるなどとしています。 立川市教育委員会は、再発防止策がまとまったことから、先月20日以降、中止していた、給食センターで調理した給食の提供を、今月21日から再開することになりました。 立川市教育委員会は「子どもたちが安心して給食を食べられるよう、引き続き安全対策に努めていきたい」と話し