スポーツを分析する技術とそのサービスが広がりを見せている。これまで選手個々人の運動量や運動負荷を測定する技術としては、ウエアラブルな機器でGPS(全地球測位システム)や心拍数を測定する方法が多く使われてきた。米Humonは、新たな基準として筋肉中の「筋酸素飽和度(SmO2)」に焦点を当てている。 Humonは米マサチューセッツ工科大学(MIT)スローンマネジメントスクールの研究プロジェクトから2016年に設立された企業で、精細な近赤外線光センサーの技術を持つ。その成果が太ももに取り付けるタイプのデバイスの「Humon Hex」と、パソコン(PC)やスマートフォン(スマホ)向けのアプリだ。
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