書名メーカー こないだ出した「ニートの歩き方」という本のタイトルは最初は「ニートのススメ」という仮タイトルだったんだけど、どちらのタイトルにしてもそんなにオリジナルなネーミングじゃない。「ニートの歩き方」は「地球の歩き方」とかそういうののパクリだし、「ニートのススメ」については100年以上前のベストセラーである「学問のすすめ」まで起源を辿れるけれど、「〜のススメ」という「の」がひらがなで「ススメ」がカタカナのスタイルは「覚悟のススメ」が嚆矢なんじゃないかと思う。 本のタイトルなんてわりとそういうのが多くて、「〜のススメ」とか「〜の歩き方」とか「はじめての〜」みたいな本は大量にあるし、「なぜさおだけ屋は潰れないのか」という本が流行ったら「なぜ〜なのか」っていう疑問形のタイトルばかりになるし、もし女子高生がドラッカーを読んだらみんな女子高生にやたらと何かを読ませようとする。 だから、そういう名