アル・ゴアによる、有名な本。 一読して分かったのは、これが非常に優秀なプレゼンテーションだということだ。これを読むと、温暖化対策が待ったなしのことだと理解できる。 その一方で、 こちらは、ゴアのプレテーションも含めて、環境保護的言説がいかに、誤った証拠や、データのつまみ食い、無責任な歪曲、短期的な変化(悪化)の過大視(のちに揺り戻しても無視するので、世界は一貫して悪くなっているという印象が残る)などで、成り立っているかを示す。気候温暖化でハリケーンの回数も強さも増すという俗説は、統計的にはまっくた支持されず、あるローカルな数年で増加傾向が見られることがある程度。 被害の大きさが近年増えているのは、何十年も前にはたくさん人が住んでいなかった沿岸部(というか、洪水被害にあいやすい場所)の都市化が大きいという。 世界は結構、善くなってきている。崖っぷちってことはない。 もちろん課題はたくさん
「売れ残った本」半額に 出版社17社、ネットで本格販売というニュースには、いろいろと考えさせられました。返本率が40%、1億冊(返本される本の20%)を処分するのに820億円かかっている、という事実は驚きでした。定価厳守と返本自由の業界ルールが、書店ビジネスを歪め出版不況を招いていることは不幸なことだと思います。 今回、出版社が定価厳守のドグマから解放され、半額販売に踏み切ったのは英断だと言えるでしょう。いわゆる出版不況を打破するには、書店の目利きが欠かせないと思います。それを後押しするのが、値引き容認と返品制限による書店の仕入れに対する意識改革だと思います。現状の再販制度では、一発当てるために書店は全量仕入れを目指さざるを得ません。それは、馬券を全点買うようなもので、大型書店以外に勝ち目はありません。それも外れ馬券は返金あり、という変なルールがあるためであり、本来、全点買いの馬券師はテラ
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