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ブックマーク / mainichi.jp (73)

  • 橋下市長:文楽を鑑賞 「台本が古すぎる」と苦言- 毎日jp(毎日新聞)

    文楽協会への補助金凍結を表明している大阪市の橋下徹市長は26日夜、国立文楽劇場(大阪市中央区)で文楽の古典「曽根崎心中」(近松門左衛門作)を鑑賞した。橋下市長は鑑賞後、記者団に「古典として守るべき芸だということは分かったが、新規のファンを広げるためには台が古すぎる」と苦言を呈し、演出方法を現代風にアレンジするなどの工夫を求めた。 橋下市長は大阪府知事だった09年に初めて鑑賞した際、「二度と見にいかない」と酷評した。この日は、「もう一度古典を見たい」と鑑賞した。 市は今年度の補正予算案で、文楽協会への補助金を昨年度比25%減の3900万円計上。橋下市長は技芸員(演者)が公開での面談に応じなければ補助金を支出しないとの考えを表明し、非公開での面談を求める協会側とのすれ違いが続いていた。この日は、鑑賞後に技芸員の楽屋も訪れ、非公開で懇談。公開での面談を改めて要望したという。【津久井達】

  • 日本美術全集:紙では最後?小学館が全20巻刊行へ- 毎日jp(毎日新聞)

    小学館が今年の年末から約3年かけて新編の日美術全集全20巻を刊行することが分かった。格的な日美術全集は、1990年刊行開始の講談社版以来となる。「奇想の画家」として注目を集める江戸期の絵師、伊藤若冲(じゃくちゅう)を前面に出すなど、近年の研究や人気動向を踏まえて美術史を編み直す。電子書籍化が進む中「最後の紙の全集」となる可能性を指摘する声もある。 全集は「東日大震災を経た今、日の財産を後世に残す必要がある」(小学館)と企画された。近世日美術の人気に火をつけた辻惟雄・東京大名誉教授らが編集委員となり、2016年にかけて全20巻が刊行され、1巻1万5750円を予定している。体系的な全集で初めて若冲を大々的に特集するほか、戦争画や漫画を取り扱うなど、江戸以降の美術に手厚い構成となっている。 小学館は1966年の「原色日の美術」第1回配が約30万部の大ヒットを記録して以降、日美術

  • 杉良太郎さん:刑務所の株式会社化を提案- 毎日jp(毎日新聞)

    法相から「特別矯正監」の委嘱を受け、記者会見する杉良太郎さん=法務省19階会議室で2012年6月25日、伊藤一郎撮影 法務省から、刑務所運営アドバイザーの「特別矯正監」を委嘱された俳優の杉良太郎さんが25日、省内で記者会見し「受刑者の処遇に税金を使わない形を検討すべきだ」と述べ、刑務所の株式会社化を提案した。 杉さんは滝実法相から委嘱状を手渡された後、会見で「被害者より受刑者を手厚く保護するのは不公平。受刑者が働いて自分のことは自分でやり、被害者に少しでも償えるシステムが必要だ」と指摘。株式会社化のビジョンとして「例えば広島刑務所なら魚介類を養殖して輸出するとか、(地域の)特色を生かしてブランド化すれば採算も取れるのではないか」と話した。 また、死刑囚が、懲役囚のような刑務作業に携わることがない現行の制度について「死刑囚でも働いて被害者に償いたい人はいるはず」として、死刑囚が働ける制度への

    f-nyoro
    f-nyoro 2012/06/26
    きたー
  • 農業生物資源研:免疫のないブタできた…新薬研究で活用へ- 毎日jp(毎日新聞)

    免疫のないブタを、農業生物資源研究所(茨城県つくば市)などの研究チームが開発した。免疫不全の実験動物にはマウスやラットがあるが、ヒトに近い大型動物で成功したのは世界で初めて。拒絶反応を起こさないため、ヒトの細胞を移植し、医薬品の効き目を調べたりするのに利用できると期待される。13日付の米科学誌セル・ステムセルに発表した。 チームは、ブタの胎児から採取した体細胞に、免疫の機能を失わせた遺伝子を導入。個体を再生する「体細胞クローン技術」を利用して、遺伝的に同じクローンブタ40頭を誕生させたところ、うち14頭が免疫に必須な胸腺のないブタになったことを確認した。免疫不全ブタは感染症に弱いために短命になるが、うち5頭に正常なブタの骨髄を移植し、3頭が1年2カ月〜1年9カ月生存している。 現在、免疫不全マウスなどにヒトの細胞や組織を移植し、白血病などを再現したり、新薬の候補物質の効き目を調べたりする研

  • 時代の風:「初音ミク」と「ステマ」=東京大教授・坂村健 - 毎日jp(毎日新聞)

    ◇求められる常識の再構築 最近、海外で広く認知されるようになってきた日発の歌姫をご存じだろうか。米国ではトヨタのCMに起用されて注目を集め、昨年7月にはロサンゼルス最大のライブ会場「ノキアシアター」でライブを行った。前売り券は2週間で完売。当日は6000人の観客を熱狂させ大成功。ロサンゼルス・タイムズにも取り上げられ、NHKニュースでも紹介されたのでご覧になった方もいるだろう。くるぶしまで伸びた青緑の髪と、同じ色の大きな目が印象的な少女。もちろん実在の人間ではない。 彼女の名前は「初音(はつね)ミク」。ヤマハの開発した音声合成システムに、北海道のクリプトン・フューチャー・メディア社がキャラクター付けして販売した音声合成デスクトップミュージックソフトウエアの製品名だ。パソコンでメロディーと歌詞を入力することで合成音声で歌わせることができる。初音ミクに自作の歌を歌わせて、ニコニコ動画やYo

  • 芥川賞に選ばれて:言いたいこと、あの夜と今=田中慎弥 - 毎日jp(毎日新聞)

    すでに各メディアで流されたから御存知の方も多いだろうが、一月十七日、私の小説が芥川賞に決まった日の夜、東京でバカな記者会見をした。女優の言葉を引用し、自分がもらって当然と言い、さらに石原慎太郎都知事に言及した。その後のさまざまな報道のされ方の中には、事実と違う部分がかなりある。終わったこととはいうものの、私の知っている範囲の事情を、どうしても書いておきたい。 まず、十七日の会見の段階で私は、石原氏が六日に行った、今度の芥川賞候補作はバカみたい、という発言を全く知らなかった。正確な内容を知ったのは十八日になってからだ。次に、会見内での、もらって当然、都知事と都民のためにもらっといてやる、という言い方は、はっきり言うと最終候補になるずっと前から、もしその時が来たら言ってやろうと準備していたものだった。だから、六日の都知事の発言に田中がかみついた、というのはメディアが勝手に作った図式だ。 もう一

  • 訃報:柳宗理さん死去、96歳 工業デザイナーの草分け - 毎日jp(毎日新聞)

    のインダストリアル・デザイナーの草分けで、数多くの工業製品や家具のデザインを手掛けた柳宗理(やなぎ・そうり=名・むねみち)さんが25日、死去した。96歳。 東京生まれ。父は民芸運動の創始者で哲学者の柳宗悦(むねよし)。東京美術学校(現東京芸術大)で油絵を学んだが、建築家のル・コルビュジエに影響を受け、デザインに志望を変更。卒業後、調査のため来日したコルビュジエの協力者で仏人デザイナーのシャルロット・ペリアンの助手を務めた。その後、坂倉準三建築事務所に入所し、第二次世界大戦後に工業デザインを始めた。 1952年、日コロムビアのレコードプレーヤーで、毎日新聞社主催の第1回新日工業デザインコンクール第1席入選。翌年、柳工業デザイン研究会を設立。57年にミラノ・トリエンナーレで鳥居に似た形の椅子「バタフライスツール」が金賞を獲得した。白磁を使用した器をはじめ、家具や照明、オート三輪など

  • 橋下新市長:近代美術館計画を白紙に「しょぼいのいらん」 - 毎日jp(毎日新聞)

    空き地や駐車場になっている大阪市立近代美術館の建設予定地。高層ビルや国立国際美術館(手前右)に囲まれた一等地にある=大阪市北区中之島で、原田啓之撮影 大阪市長就任を19日に控えた橋下徹氏が、大阪・中之島に建設予定の市立近代美術館の計画を白紙に戻し、府市統合部で検討する方針を表明している。市が購入したり寄付を受けたりした絵画、オブジェなどは約4500点。橋下氏はコンサートホールなども備えた複合施設に変更することも視野に入れているが、事業中止の場合、作品を売却する可能性を示唆しており、関係者は計画の行く末にやきもきしている。【原田啓之】 近代美術館の建設構想は83年、市制施行100周年記念事業として浮上。市が98年に基計画を作り、用地を国から226億円(うち建設用地は117億円分で残りは売却予定)で購入した。展示予定作品では、近現代の美術品約3500点の寄贈を受け、約1000点を約153億

  • 香川県:「うどん県」でも郵便物届けて 郵便会社に要望 - 毎日jp(毎日新聞)

    報道陣に囲まれる中、勝野成治常務執行役員に「うどん県」表記を認めるよう求める要望書を手渡す要潤さん(右)=東京都千代田区の郵便事業会社で2011年12月6日午前10時49分、鈴木理之撮影 「うどん県」という宛名で郵便物が届くようにしてください--。香川県が6日、知名度抜群の讃岐うどんにあやかって県をPRしようと、俳優演じる「うどん県副知事」を郵便事業会社(東京都千代田区)に派遣し、前代未聞の“要望”を試みた。 訪れたのは、10月に始まったPRキャンペーンで「うどん県副知事」を務める同県出身の俳優、要潤さん。要さんは取材陣に囲まれ、郵便事業会社の担当者に頭を下げた。同社は「『うどん県』とあっても郵便番号が書かれていれば届くと思う。郵便番号がなくても、市や町の名前から届けるよう努力する」と柔軟な姿勢だ。 香川県は今年度、2300万円を投じ、県出身の俳優やタレントを起用したイメージ重視のPR動画

  • 訃報:落語家の立川談志さん死去、75歳 - 毎日jp(毎日新聞)

    戦後落語界の風雲児として絶大な人気を誇った、立川談志(たてかわ・だんし<名・松岡克由=まつおか・かつよし>)さんが21日、死去した。75歳。 東京都出身。小学生のころから寄席に通い、1952年、16歳で五代目柳家小さんに入門、小よしを名乗った。63年、五代目談志を襲名し真打ちに昇進した。

  • ドイツ:ヒトラーの「わが闘争」再出版 国内で論争に - 毎日jp(毎日新聞)

    戦後、ドイツで禁書となってきた独裁者、ヒトラーの著書「わが闘争」の再出版をめぐり、「極右のネオナチが喜ぶだけで出版は危険」「学術目的には必要」と同国で議論になっている。ユダヤ人虐殺につながった差別思想が色濃いだけに、戦後70年近くたち、著作権切れを前にしてなお賛否が割れている。【ベルリン篠田航一】 「わが闘争」は1925年に上巻、27年に下巻が刊行された。反ユダヤ主義などヒトラーの持論に加え、大衆を扇動するノウハウについても記述されている。33年にナチスが政権を取ってからは「聖典」化し、学校の授業で使われたほか、新婚家庭にも配布された。45年の終戦まで1000万部以上が出版されている。 著作権は現在、ヒトラーが生前に住民登録をしていたバイエルン州が保有。ドイツでは作者の死後70年間、著作権が保障されるため、45年に自殺したヒトラーの著書は2015年いっぱいで「期限切れ」を迎える。 同州は

  • 金融庁:連帯保証を禁止…経営無関与の家族・知人  - 毎日jp(毎日新聞)

    金融庁は22日、金融機関が中小企業などに融資する際の連帯保証に関する監督指針を7月にも改正する方針を固めた。経営者の家族や知人らで、経営に直接関与していない第三者に対する個人連帯保証を原則禁止にする内容。第三者の積極的な申し出で、連帯保証を認める場合でも、その意思を事前に署名文書で確認するよう金融機関に義務づける。 企業が倒産した時などに、保証人を引き受けた知人や親戚が借金を肩代わりする連帯保証には以前から批判が強く、同庁は東日大震災前から指針改正を検討。震災で被災した債務者が破産した場合などに、連帯保証人への請求が頻発する恐れがあるため、改正の具体化を急ぐことにした。過去の債務については、今回の改正は適用されないが、金融機関が新基準に準じて連帯保証人への請求を配慮するよう促す。 新指針で連帯保証の対象から外すのは、経営に関与していない家族、親族、先代経営者、仕事上の関係者ら。積極的な申

    f-nyoro
    f-nyoro 2011/06/23
  • 村上春樹さん:カタルーニャ国際賞スピーチ原稿全文(上) - 毎日jp(毎日新聞)

    カタルーニャ国際賞の授賞式で、スピーチする作家の村上春樹さん=スペインのバルセロナで2011年6月9日、ロイター 9日のスペインのカタルーニャ国際賞授賞式で配布された作家村上春樹さんの受賞スピーチの原稿全文は次の通り。(原文のまま) 「非現実的な夢想家として」 僕がこの前バルセロナを訪れたのは二年前の春のことです。サイン会を開いたとき、驚くほどたくさんの読者が集まってくれました。長い列ができて、一時間半かけてもサインしきれないくらいでした。どうしてそんなに時間がかかったかというと、たくさんの女性の読者たちが僕にキスを求めたからです。それで手間取ってしまった。 僕はこれまで世界のいろんな都市でサイン会を開きましたが、女性読者にキスを求められたのは、世界でこのバルセロナだけです。それひとつをとっても、バルセロナがどれほど素晴らしい都市であるかがわかります。この長い歴史と高い文化を持つ美しい街に

  • 近代日本洋画:高橋由一の未知の油彩画 長野で発見 - 毎日jp(毎日新聞)

    発見された高橋由一が描いた油彩の山田荘左衛門の肖像画=長野県中野市役所で2011年5月18日、大平明日香撮影 近代日洋画を代表する高橋由一(ゆいち)(1828~94)が描いた未知の油彩画1点が、長野県中野市の山田家資料館の収蔵品の中から発見された。鑑定した古田亮・東京芸術大美術館准教授によると、由一の作品は約80点が確認されているが、新発見は約10年ぶりという。 市教委が18日発表した。作品は当時、豪農だった山田家当主、11代山田荘左衛門の肖像画(縦53センチ、横41センチ)で、1883(明治16)年に制作された。荘左衛門の日記に由一に肖像画を依頼し、買い取った経緯が詳細に記されていたという。 山田家の旧宅だった資料館内で10年10月に発見された。署名はなかったが、由一の作品に詳しい古田准教授と守屋正彦・筑波大大学院教授が4月上旬に「筆致などから間違いない」と鑑定した。 古田准教授は「写

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    f-nyoro 2011/05/21
  • 大江健三郎さん:勝訴確定 「沖縄ノート」訴訟 - 毎日jp(毎日新聞)

    ノーベル賞作家、大江健三郎さん(76)の著作「沖縄ノート」などで第二次世界大戦中に沖縄住民に集団自決を命じたと虚偽の記述をされ、名誉を傷付けられたとして、旧日軍の隊長らが大江さんと出版元の岩波書店に出版差し止めと損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(白木勇裁判長)は21日付で、隊長側の上告を棄却する決定を出した。旧日軍の関与を認めて請求を退けた1、2審判決が確定した。小法廷は「上告理由に当たらない」とのみ述べた。【伊藤一郎】

  • 東日本大震災:日本を危険視 国際美術展、相次ぎ中止 - 毎日jp(毎日新聞)

    東日大震災の影響で、国際的な美術展の中止などが相次いでいる。海外の美術館関係者が日全体を“危険視”し、作品の貸し出しを断ったためだ。 横浜美術館(横浜市西区)は2日~6月26日に「プーシキン美術館展 フランス絵画300年」を開き、モスクワの同美術館が所蔵する絵画約65点を展示する予定だった。震災発生後は開幕延期を決め、期間を縮小しての開催を探ってきた。 だが1日、6月までに開催することは不可能と発表。「プーシキン美術館とロシア連邦文化省から、原発事故などにかんがみ、現時点では日に作品を貸し出せないという判断が伝えられたため」と説明している。 一方、広島県立美術館(広島市中区)での「印象派の誕生」展(5日~5月29日)と山梨県立美術館(甲府市)での「モーリス・ドニ」展(16日~6月12日)は中止になった。フランス美術館局が「危険に関する情報が十分ではない段階では、作品の日への持ち出し

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    f-nyoro 2011/04/03
  • 歌川国芳:江戸・天保年間の浮世絵に「スカイツリー」? - 毎日jp(毎日新聞)

    歌川国芳の「東都三ツ股の図」。天保2(1831)年ごろの作とされ、隅田川にシジミ取りの舟が浮かび、手前には舟底をいぶす2人の職人が描かれている。絵の左奥は対岸の江戸・深川辺りで、他の建物を圧するような細長い構造物が二つ見える。左側の低い方は当時存在した火の見櫓(やぐら)とされ、その右の巨大な組み立て式の塔は実在しなかったという ◇幕末の浮世絵師・没後150年展で展示 江戸の浮世絵にスカイツリー?--。川崎市川崎区の砂子の里資料館が7日から開く「幕末浮世絵界の奇才 歌川国芳 没後150年展」(前期)に展示される作品が、話題になっている。 作品は「東都三ツ股の図」。天保2(1831)年ごろの作とされ、隅田川にシジミ取りの舟が浮かび、手前には舟底をいぶす2人の職人が描かれ「立ち上る煙と空の雲が綾(あや)なし、独特の雰囲気を醸している」(同館)。絵の左奥は対岸の江戸・深川辺りで、他の建物を圧するよ

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    f-nyoro 2011/03/05
  • 三島由紀夫賞:東浩紀「クォンタム・ファミリーズ」が受賞 - 毎日jp(毎日新聞)

    第23回三島由紀夫賞(新潮文芸振興会主催)は18日、東浩紀さんの「クォンタム・ファミリーズ」(新潮社)に決まった。賞金100万円。 東さんは1971年、東京生まれ。批評家としてデビューし、1998年に出版した「存在論的、郵便的」でサントリー学芸賞。「クォンタム・ファミリーズ」は初めての長編小説(共著を除く)。著書に「動物化するポストモダン」「ゲーム的リアリズムの誕生」など。【毎日jp編集部】

  • 電子雑誌:iPad向けに販売 6月から東京の書店組合 - 毎日jp(毎日新聞)

    約650の書店が加盟する東京都書店商業組合(理事長、大橋信夫・東京堂書店社長)は11日、米アップル社の新型携帯端末「iPad(アイパッド)」向けに6月から、電子雑誌を販売することを発表した。現在運営している携帯電話向け電子書籍販売サイト「ブッカーズ」を通じて、6タイトルで始めるという。 同組合は2年前にソフト開発会社アクセスと販売サイトをスタートさせ、出版物の電子化に取り組んでいる。アップルの「アイフォーン」など多機能携帯電話をはじめ、今後登場する読書端末にも対応していく予定。 11日の事業説明会では、大橋理事長が「今まで紙のを商う書店としてデジタル情報は排除してきたが、きょうを境に電子書籍にも取り組んでいきたい」とあいさつ。組合特任理事を務める大手書店・丸善の小城武彦社長は「都内だけでも昨年度、約50店舗が休廃業し、危機感を抱いている。書店の生き残りに協力してほしい」と、集まった300

  • 国会図書館:パンク寸前…新刊急増、本のサイズも大型化 - 毎日jp(毎日新聞)

    出版社から納入されたの山。この日も寄贈分を含めて約900冊が届いた=東京都千代田区永田町1で2009年11月、合田月美撮影 国内で出版されるすべてのを保管している国立国会図書館(東京都千代田区)の収容スペースが限界に近づいている。出版点数の激増とサイズの大きなが増える傾向にあることやCD・DVDの保管も原因で、「あと2~3年持つかどうか」(担当者)という。書庫の増設計画はあるが完成には5年以上かかる見通しで、一部の保管点数を2冊から1冊に減らしたほか、閲覧を一部中止し、箱詰めして保存する「書架外配置」の検討も始めている。【合田月美】 同図書館は、国立国会図書館法で国内で発行されたすべての出版物を収集・保存することが義務付けられており、ほぼ毎日、全国から大量のや新聞、雑誌が届く。蔵書は08年度末時点で、書籍929万冊を含む約3565万点に上る。08年度の来館者数は約65万人だった。