関連トピックス関西電力枝野幸男原子力発電所野田佳彦 関西電力大飯原発(福井県おおい町)の再稼働をめぐり、野田佳彦首相は30日の関係閣僚会合で、立地自治体の同意を前提に「私の責任で判断する」と表明した。同日の関西広域連合の会合に細野豪志原発相が出席し、周辺自治体の理解が大筋で得られたと判断。福井県やおおい町の同意を受け、関係閣僚会合で再稼働を正式に決める方針だ。 関係閣僚会合は、首相と細野氏、枝野幸男経済産業相、藤村修官房長官の4人で構成する。首相は会合で「関係自治体の一定のご理解が得られつつあると認識している」と強調した。 野田政権は、大飯原発が再稼働しない場合、この夏に関電管内で14.9%の電力が不足するとの試算を発表。15%の節電要請が始まる7月2日より前の再稼働をめざしている。 関係閣僚会合に先立ち、細野氏はこの日、鳥取県伯耆町で開かれた関西の2府5県と大阪市など政令指定都市