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  • 平安期から由緒「日吉桜」組織培養技術で苗木増殖に成功「若返り現象が起きている可能性」|経済|地域のニュース|京都新聞

    住友林業(東京都)が、大津市の日吉大社が発祥地とされる山桜の一種「日吉桜」の苗木を、組織培養の技術で増殖させることに成功した。平安期までさかのぼる由緒を持つ花を完全な姿で継承しようと、同社と神社関係者が6年越しで進めてきたプロジェクト。全国の神社に組織培養苗を配る計画を立てている。4月に同大社で植樹式があり、出席者がかれんな花を咲かせるよう願った。 日吉桜は一輪に30枚ほどの淡紅色の花びらを付ける。社伝によると、古くは「地主権現(じしゅごんげん)」と呼ばれた日吉大社東宮近くにあったことから「地主桜」と呼ばれ、平安末期の歌人西行が歌に詠んだとの言い伝えも残る。桜守(さくらもり」)として知られる先代の故佐野藤右衛門さんが、1937年に「日吉桜」と名付けた。 日吉大社一帯で最後の1とされていた日吉桜が数十年前に立ち枯れた。そのため2014年に市民有志が、森林総合研究所多摩森林科学園(東京都)

    平安期から由緒「日吉桜」組織培養技術で苗木増殖に成功「若返り現象が起きている可能性」|経済|地域のニュース|京都新聞
  • 病院・高齢者施設のエアロゾル感染対策、9割が換気に問題 「5類になったとはいえ…」|医療・コロナ|地域のニュース|京都新聞

    京都府が新型コロナウイルスなど空気中を漂う微小な粒子「エアロゾル」の感染防止策を探るため、府内の医療機関や高齢者施設など57施設で調査した結果、約9割で換気不足の課題が見つかった。換気装置の掃除が不十分なことが主な要因で、府はガイドブックを作成して「正しい換気」ができていない可能性を伝え、施設内でのクラスター(感染者集団)の発生防止につなげる。 エアロゾル感染は空中を漂うウイルスを含む微粒子を吸い込むことで起こり、コロナの感染経路の一つとされる。接触、飛沫(ひまつ)感染に比べて正しい予防法が知られていないため、府は昨年4月~今年2月に府内の医療機関や高齢者施設など57カ所の634室で空気の流れや換気量などを調査していた。 この結果、エアロゾル感染の対策で重要な換気について、57カ所のうち51カ所で304件の課題が見つかり、うち68%が換気装置の不備(掃除不足、スイッチの入れ忘れなど)だった

    病院・高齢者施設のエアロゾル感染対策、9割が換気に問題 「5類になったとはいえ…」|医療・コロナ|地域のニュース|京都新聞
  • 陸軍の人体実験「虹波」、ハンセン病入所者9人死亡 熊本の療養所が初開示|社会|地域のニュース|京都新聞

    戦時中、国立ハンセン病療養所・菊池恵楓園(熊県合志市)の入所者に対し、陸軍が「虹波」(こうは)と名付けた薬剤を投与する人体実験を行い、9人が死亡したことを示す文書群を、同園が初めて開示した。同園での人体実験で死者が出ていたことは知られているが、1次資料の全容が明らかになったのは初めて。死者や重体患者が相次いでも軍嘱託の医学者たちが投与を続けたことが記されており、専門家は「当時の医学倫理に照らしても残酷な人体実験で、文書群を検証すべき」と話している。 京都新聞社と熊日日新聞社が情報公開請求した。虹波は写真の増感材として開発された感光色素を合成した薬剤。防衛研究所戦史研究センター(東京都)所蔵の旧陸軍資料によると、虹波の研究目的は「戦闘に必要なる人体諸機能の増進」「極寒地作戦における耐寒機能向上」などとされている。実験は機密軍事研究の一環だった。 今回開示された恵楓園の虹波関係簿冊は25点

    陸軍の人体実験「虹波」、ハンセン病入所者9人死亡 熊本の療養所が初開示|社会|地域のニュース|京都新聞
  • 社説:芸能界の性被害 業界を挙げて根絶せよ|社会|社説|京都新聞

    芸能界で深刻な性被害やハラスメントの告発が続いている。 フリーランスが多く、人間関係で仕事が決まるなど契約関係があいまいで、上下関係も強い業界である。華やかな表舞台とは裏腹の闇を感じざるを得ない。 メディアも含めた業界が、切実な訴えの声を黙殺することがあってはならない。外部の目も入れて事実関係を調べ、再発防止に向けた手だてを講じるべきだ。 大手芸能プロダクション「ジャニーズ事務所」に所属していた男性歌手が、創業者のジャニー喜多川氏(2019年に死去)から性被害を受けていたと証言した。 実名で記者会見した男性によると、15歳だった12年から4年間に15~20回ほど、喜多川氏のマンションやホテルで性被害に遭ったと語った。同じ部屋で他の少年が被害を受けるのも見たという。 今年3月には、英BBC放送も男性とは別の元所属タレントの証言を報じた。 会見を受け、同事務所は法令順守の徹底やガバナンス体制の

    社説:芸能界の性被害 業界を挙げて根絶せよ|社会|社説|京都新聞
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    facebooook 2023/04/22
    “人権意識の欠如や旧態依存とした労働慣行”
  • 国内最大の木質バイオマス発電所建設へ 中部電・東邦ガスなど出資|経済|全国海外|京都新聞 ON BUSINESS

    中部電力や東邦ガスなどが共同で出資する「田原バイオマスパワー合同会社」は15日、愛知県田原市のバイオマス発電所の建設予定地で、工事の安全を…

    国内最大の木質バイオマス発電所建設へ 中部電・東邦ガスなど出資|経済|全国海外|京都新聞 ON BUSINESS
  • 「琵琶湖の水、止めたろか!」 いや、実は120年前に京都市が止めてます|社会|地域のニュース|京都新聞

    「琵琶湖の水、止めたろか!」 いや、実は120年前に京都市が止めてます 2021年7月18日 11:00

    「琵琶湖の水、止めたろか!」 いや、実は120年前に京都市が止めてます|社会|地域のニュース|京都新聞
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    facebooook 2022/01/21
    “「琵琶湖の水、止めたろか!」 いや、実は120年前に京都市が止めてます 2021年7月18日”
  • 瀬戸内寂聴さん死去 作家・僧侶、99歳 文化勲章受章者|社会|地域のニュース|京都新聞

    「夏の終(おわ)り」「美は乱調にあり」など、情熱的な愛と生をつづった小説や、法話などの活動で知られる作家で僧侶の瀬戸内寂聴(せとうち・じゃくちょう)さんが9日午前6時3分、心不全のため京都市内の病院で死去したことが11日分かった。99歳。 葬儀は近親者で行う。お別れの会は後日、東京で開く予定。 徳島市の神仏具商の次女に生まれ、東京女子大在学中に結婚。卒業後、夫の赴任先の北京に渡るが、夫の教え子と恋に落ち、3歳の娘を残して家を出た。離婚後、少女小説や童話で生計を立てる。 1957年「女子大生・曲愛玲(チュイアイリン)」で新潮社同人雑誌賞を受賞。「花芯」が酷評されて失意の歳月を送るが、61年の伝記小説「田村俊子」で再起。「かの子撩乱」や「美は乱調にあり」など優れた評伝小説を相次いで発表し、63年、2人の男の間で揺れる女の性と心理を綴った「夏の終り」で女流文学賞を受賞して、作家としての地位を築い

    瀬戸内寂聴さん死去 作家・僧侶、99歳 文化勲章受章者|社会|地域のニュース|京都新聞
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    facebooook 2021/11/11
    51歳で出家、 嵯峨野
  • 「世界一、高くて臭い花」咲く 京都府立植物園、栽培30年で初|社会|地域のニュース|京都新聞

    京都府立植物園(京都市左京区)の観覧温室で16日未明、“世界最大の花”とされるショクダイオオコンニャクが咲いた。栽培に取り組んで30年近くとなる同園では初めての開花。名前の通り燭台(しょくだい)を思わせる花姿や、虫をおびき寄せる独特のにおいで、圧倒的な存在感を放っている。 インドネシア・スマトラ島に分布するサトイモ科の球根植物。「世界一、高くて臭い花」などとして、ギネス記録に認定されているという。 同園では1993年から栽培を始めた。球根が腐るなど苦労続きで、他園の事例も参考にして水やりや施肥の方法を改善してきた。 今回開花したのは2013年に植えた株で、葉が枯れるのを繰り返して球根が成長。6月1日に新たな芽が出て、7月15日には高さ約2・3メートルまで急激に伸びた。同日午後5時ごろから、植物を包む花びらのような「仏炎苞(ぶつえんほう)」が緩み始め、約9時間半後の翌16日午前2時半ごろに職

    「世界一、高くて臭い花」咲く 京都府立植物園、栽培30年で初|社会|地域のニュース|京都新聞
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    facebooook 2021/10/30
    ショクダイオオコンニャク  2021年7月16日 燭台
  • 京都は「今後1~2週間で医療崩壊に」 コロナ第5波受け、府医師会と13病院が声明|医療・コロナ|地域のニュース|京都新聞

    新型コロナウイルス感染症の重症患者を受け入れている京都府内の13病院と府医師会は17日、第5波の爆発的感染拡大による医療逼迫(ひっぱく)が起こっているとして、このままでは今後1~2週間で「救うべき命が救えなくなる医療崩壊に陥る可能性が非常に高い」と訴える声明を連名で発表した。 声明は、京都府立医科大付属病院や宇治徳洲会病院など各病院と府医師会のホームーページで公表。府内の医療現場は既に救急医療に応じることが難しくなっており「通常医療は一部が制限されている」と説明。新規感染者数が減少しなければ「新型コロナウイルス感染症のみならず脳卒中や心臓病、がんなどの治療ができなくなる」と警鐘を鳴らした。 新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長が人出の5割削減が必要と述べていることに触れ「府民は医療崩壊を回避するために、不要不急の外出をなにとぞ我慢していただきたい」と強調した。

    京都は「今後1~2週間で医療崩壊に」 コロナ第5波受け、府医師会と13病院が声明|医療・コロナ|地域のニュース|京都新聞
  • ノーベル賞益川敏英さんが死去、その戦争体験と軍事研究反対の言葉|社会|地域のニュース|京都新聞

    ノーベル物理学賞受賞者の益川敏英さんが29日までに、81歳で亡くなった。京都大名誉教授、京都産業大名誉教授。益川さんは科学者の立場から軍事研究への荷担に反対してきた。その背景には戦争の体験があった。2017年の京都新聞インタビューに、研究者の倫理や平和への希求を、京大で先輩教員にあたる湯川秀樹博士への複雑な思いを語っていた。 「終戦は5歳ぐらいで記憶はない。名古屋市内の神社の近くに住んでいたが、3月の大空襲は鮮明に覚えている。B29は高度1万メートルを飛ぶが、日の高射砲は7千メートルまでしか届かない。歓迎の花火を打ち上げているようなものだった。焼夷弾が自宅の屋根を突き破り、目の前に転がった。不発弾で助かったけれども周囲は焼け野原。リヤカーに家具や布団を積んで火の海の中を両親と逃げ惑った」 -防衛省は科学者に研究費を支給する「安全保障技術研究推進制度」を年度、110億円規模に一気に増額し

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  • 社説:有観客の五輪 混乱と犠牲を広げぬか|スポーツ|社説|京都新聞

    東京五輪を会場定員の50%以内で最大1万人を上限に観客を入れて開催することが決められた。 開幕まで1カ月を目前にきのう、大会組織委員会と東京都、政府、国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)の5者が協議して合意した。 この観客数上限は、政府が新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言とまん延防止等重点措置の解除後の経過措置とした大規模イベントの制限に準じた。感染状況が悪化して宣言の再発令などに至れば、無観客への切り替えを含めて対応する方針も示された。 だが、事後的な対処では取り返しのつかない事態を招く恐れがある。そもそも、桁違いに大規模な五輪を開催し、観客を迎えることの感染拡大リスクをどう評価し、抑え込むかという根拠と対策が明確にされていない。 「開催ありき」で突き進む先に懸念される混乱と犠牲に、当に責任が持てるのだろうか。 既にチケットの42%が販売済みだったとい

    社説:有観客の五輪 混乱と犠牲を広げぬか|スポーツ|社説|京都新聞
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    facebooook 2021/06/22
    “「開催ありき」で突き進む先に懸念される混乱と犠牲“
  • まちのごみ拾う「戦隊ヒーロー」活動12年 当初は通報される騒ぎも、今は地域に親しまれ|社会|地域のニュース|京都新聞

    京都市北区の上賀茂地域に、戦隊ヒーローの青い衣装を身に付けて、ごみ拾いをする集団が月に1度現れている。一見、風変りな光景に映るが、すれ違った住民が笑顔で手を振るなど、日常にすっかり溶け込んでいる。実はこの集団、12年にわたり150回も清掃を続けている。 集団の正体は、北区で福祉事業所を運営するNPO法人「Swing(スウィング)」の利用者やスタッフ、有志の市民。障害者の生活支援を通じて多様な生き方を提案する同法人は、生産性にとらわれない働き方や活動を模索し、2008年に「ゴミコロリ」と名付けたごみ拾いを始めた。 50回目からスウィングの広報に使っていた戦隊ヒーローのマスクや衣装を着るようになった。当初は警察に通報される騒ぎもあったが、清掃を続けるうちに見た目のインパクトも手伝って地域に親しまれるようになった。 4月21日には150回目の活動を迎えた。13人がごみ袋とはさみを持って2時間ほど

    まちのごみ拾う「戦隊ヒーロー」活動12年 当初は通報される騒ぎも、今は地域に親しまれ|社会|地域のニュース|京都新聞
  • コロナで基礎疾患ない20代男性、自宅で死亡 1人暮らし、入院できず 京都|医療・コロナ|地域のニュース|京都新聞

    京都市は12日、市内在住の20代男性が、新型コロナウイルス感染症の肺炎とみられる症状で自宅で死亡したと発表した。男性に基礎疾患はなかったという。男性は飲業で1人暮らし。陽性確認後に入院を希望したが、入院できないまま自宅療養中だった。在宅での死亡は府内で4人目で、いずれも京都市内在住。府と市によると、20代の死亡は府内で初めてで最年少。 厚生労働省のまとめでは、5日時点(速報値)で国内の20代の死亡者は3人。20歳未満はいない。 市によると、男性は4月29日に発熱やせき、たんの症状が出て、5月2日にPCR検査で陽性と確認。府内のコロナ患者の入院調整を担う「入院医療コントロールセンター」に入院希望を伝えていた。自宅療養中は、保健所の医師や保健師が毎日、電話で健康観察を行い、4日は「全身の倦怠(けんたい)感は改善している」と答えたという。 しかし、5日には電話に応答せず、5日深夜に男性の知人か

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  • 大量の「アベノマスク」どうなった? 市役所に贈られ一時は山積み 記者が調査|医療・コロナ|地域のニュース|京都新聞

    昨年5月以降、政府から京都市内の家庭に届いた布マスクマスク不足が解消された後だったこともあり、京都市役所に寄贈する動きが広がった。その数は約9700枚。当時、庁内に積み上がっていたいわゆる“アベノマスク”は有効に使われたのか。追跡した。 22日、京都市伏見区の砂川小職員室を訪れると、「非常用」と記された段ボールがあった。中には約80枚の布マスク。寄付を受けて市役所から配布された30枚に、政府から届いた児童、教職員用の残りを加えて保管していた。中村理恵校長は「災害時の備蓄用に重宝しています」。 毎朝、校門に教員が立ち、忘れた児童には不織布マスクを渡す。「寄贈された善意の布マスクは大切に使わなければ」と、備蓄しているそうだ。同小は災害時の避難所になっており、中村校長には「災害で供給が止まれば、繰り返し使える布マスクはありがたい」との思いもある。 市は集まった布マスクのうち、約8千枚を「マスク

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    facebooook 2021/01/31
    約260億円
  • 応仁の乱以来、550年ぶりに神仏習合の祈り 京都・北野天満宮に延暦寺の僧侶訪れ「北野御霊会」|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞

    北野天満宮(京都市上京区)と天台宗総山・延暦寺(大津市)が合同で営む「北野御霊会(ごりょうえ)」が4日、同天満宮で約550年ぶりに再興された。同天満宮で、神仏習合による祭典が実施されるのも1868(明治元)年の神仏分離以来。神職と僧侶が並んで境内を進み、新型コロナウイルスの早期終息や国の安寧をともに祈った。 北野御霊会は、平安時代に始まった勅祭「北野祭」の一環として延暦寺の僧侶を迎えて催されてきたが、応仁の乱の後に途絶えた。また、天満宮は神仏分離までは延暦寺の管轄下にあり、宮司の役割を担う「別当」職を天台宗の京都五箇室門跡の一つ、曼殊院(左京区)の門主が代々務めていた縁がある。 天台宗を開いた最澄の1200年大遠忌を来年に控え、北野天満宮も祭神・菅原道真の1125年半萬燈(まんとう)祭を7年後に迎えることから、互いの節目を契機に歴史的なつながりを見直そうと、応仁の乱以来となる神仏習合での

    応仁の乱以来、550年ぶりに神仏習合の祈り 京都・北野天満宮に延暦寺の僧侶訪れ「北野御霊会」|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞
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    facebooook 2020/09/04
    “伝教大師1200年大遠忌を来年に控え、北野天満宮も1125年式年大祭「半萬燈祭」を7年後に迎えることから、互いの節目を契機に歴史的なつながりを見直そうと、応仁の乱以来となる神仏習合での北野御霊会を計画”
  • アベノマスク大量に届く 京都市に9000枚超 使い道に課題も|主要|地域のニュース|京都新聞

    政府支給の布マスクが、医療物資の寄付を受け付ける京都市に9千枚以上、届けられている。企業団体が各家庭から回収して寄付するケースが多く、市は「マスク不足に備えたい」と感謝する一方、医療機関では使えないため、配布の希望がどれだけ出るかは不透明。京都市は学校への提供を探るが、活用方法に課題が残りそうだ。 マスクは政府が1セット2枚で配布し、市内には5月中旬以降に届いた。京都市は「家庭で使うという配布趣旨を踏まえ、積極的に寄付は呼び掛けていない」としつつ、「善意は拒否できない」として、受け付けている。 5月下旬から届き始め、今月21日現在、9389枚が寄付された。京都、大阪、兵庫の3府県でスーパー銭湯を展開する「メゾネット」(中京区)は6月30日までマスク持参者に入浴料を無料にする企画を行い、市に約6800枚を寄付した。広報担当者は「予想以上の多さに驚いている。お客様の善意を役立ててほしい」と願う

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    facebooook 2020/08/28
    “大量の寄付は善意の輪の広がりとともに、不要になった市民の多さを示しているとも言える。260億円という多額の税金に見合う効果を出すためにも、有効活用が望まれる”
  • 1300年以上前の絵画を「発見」、日本最古級か 黒くすすけた柱から赤外線撮影で確認 滋賀・甲良の寺|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞

    湖東三山の一つ、西明寺(滋賀県甲良町池寺)の堂内陣の柱絵を調査・分析していた広島大大学院の安嶋(あじま)紀昭教授(美術学史)は9日、絵は飛鳥時代(592―710)に描かれた菩薩(ぼさつ)立像で、描式から日最古級の絵画とみられると発表した。834年とされる同寺の創建前で、創建時期が大きくさかのぼる可能性があるとも指摘した。 菩薩立像は、堂内陣の尊・薬師如来像前にある西柱と南柱に描かれていた。柱は黒くすすけ、これまで何が描かれているのか分からなかったが、昨年6月、周囲の仏像を移動させ、高さ3~4メートルに描かれた絵を赤外線で撮影することができた。 分析の結果、両柱(直径約45センチ)には、菩薩立像が4体ずつ描かれていた。薬師如来像をたたえるように力強い筆致で、背景には雲塊や唐草文もある。青や緑、朱などの顔料が使われ、当時は極彩色だったという。 安嶋教授によると、像は長身で細面で線が太い

    1300年以上前の絵画を「発見」、日本最古級か 黒くすすけた柱から赤外線撮影で確認 滋賀・甲良の寺|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞
  • 新型コロナ「第2波感染者は第1波より増える」 “8割おじさん“西浦教授が講演、警戒呼び掛け|社会|地域のニュース|京都新聞

    新型コロナ「第2波感染者は第1波より増える」 “8割おじさん“西浦教授が講演、警戒呼び掛け 2020年7月18日 12:00 関西広域連合や関西の経済団体でつくる「関西健康・医療創生会議」は17日、新型コロナウイルスの緊急シンポジウムをオンラインで開催した。感染予防で人との接触の8割減を呼び掛け、「8割おじさん」の異名を持つ北海道大の西浦博教授が講演し、「第2波の感染者は第1波よりも増える。医療、保健現場には相当厳しい負荷がかかる」と警戒を呼び掛けた。 西浦教授は自治体が進める病床確保や検査数の充実について、「足りないものを少し増やすぐらいしかできていない」と指摘。「第2波の制御に光明が差すかというと、相当厳しい見込みを僕は持っている」と話した。このまま対策を取らなければ「貧しい人や社会的に虐げられている人ほど死亡者が多くなる」と危機感をあらわにした。 緊急事態宣言のような踏み込んだ対策に

    新型コロナ「第2波感染者は第1波より増える」 “8割おじさん“西浦教授が講演、警戒呼び掛け|社会|地域のニュース|京都新聞
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    facebooook 2020/07/18
    「脅迫があり、公安(警察)に守ってもらった」「第2波の感染者は第1波よりも増える。医療、保健現場には相当厳しい負荷がかかる」
  • ユニクロ柳井氏が100億円寄付 ノーベル賞の京大・本庶氏、山中氏に、新型コロナ対策後押し|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞

    ユニクロ柳井氏が100億円寄付 ノーベル賞の京大・庶氏、山中氏に、新型コロナ対策後押し 2020年6月24日 13:30 カジュアル衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長(71)は24日、いずれもノーベル医学生理学賞受賞者の京都大の庶佑(ほんじょたすく)特別教授(78)と山中伸弥教授(57)の研究に対し、個人で総額100億円を寄付すると発表した。山中氏が所長の京大iPS細胞研究所が進める新型コロナウイルス感染症対策などを後押しする。 3氏が同日、京都市左京区の京大で会見した。寄付が実現したのは、柳井氏が山口県内の同じ高校出身の庶氏から50億円の寄付を打診されたのがきっかけ。柳井氏は快諾の上、山中氏にも同額の寄付を申し出たという。理由について「庶先生も山中先生も物。私利私欲でなく全世界、日のためにやっておられる」と説明した。 寄付された資金について

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  • 731部隊、詳細な隊員情報や組織機構が判明 70年前の公文書を新発見|社会|地域のニュース|京都新聞

    第2次世界大戦中に細菌戦の研究をした「731部隊」を部とする旧関東軍防疫給水部(関防給)について調査している滋賀医科大名誉教授らが19日、戦後に政府が作成した関防給に関する公文書を発見し、組織機構や支部の隊員の所属、敗戦前後の行動の一端が明らかになったと発表した。支部で細菌を生産していたことも公文書で初めて裏付けられたという。「不明な点が多い組織の隊員一人一人の情報や、元隊員の証言などの根拠となる文書で、歴史を検証する上で意義深い」としている。 公文書は1950~51年に作成された「関東軍防疫給水部部隊概況」。滋賀医大名誉教授の西山勝夫さん(78)らが昨年、国立公文書館で見つけ、今年3月までに公開された計41枚を分析した。 公文書から、関防給は部と五つの支部などから成り、それぞれの組織機構も裏付けられた。大連支部については「終戦時迄(まで)主として細菌の研究及(および)生産に住じていた

    731部隊、詳細な隊員情報や組織機構が判明 70年前の公文書を新発見|社会|地域のニュース|京都新聞
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    facebooook 2020/06/22
    “公文書には本部(731部隊)や大連支部の細部調査票や行動群経過要図などが含まれていなかった” 1950~51年に作成された「関東軍防疫給水部部隊概況」