昨日(1月20日)、第68回となる新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードが開催されました。時間をいただいて、全国に先駆けてオミクロン株が流行している沖縄県より、その重症度やワクチン接種との関係、医療や介護へのインパクトなどをまとめて報告しました。 プレゼン自体は10分程度でしたが、以下、一般の方にも伝わるように文言など加筆して紹介します。他の地域でも確実にオミクロン株は拡大していくと思います。対策の参考としていただけると幸いです。 筆者作図 図1をご覧ください。沖縄県では、正月休みがあけてから急速に感染者数が増加しましたが、1月13日ごろより頭打ちとなっています。 検査体制の上限に近づいていることから、予約が取れないなど受検を諦めている方が一定数いるものと考えられます。また、オミクロン株に感染しても、若者にとっては軽症であるとの情報が拡がっていることで、検査を受けない方が増えてい