全国の新型コロナウイルスの感染者数が7週連続で増加しています。お盆休みの移動や人ごみにも注意が必要。感染が広がっている新しい変異株の特徴もお伝えします。山形純菜キャスター:全国で7週連続で増加している…

マウスによる実験でリチウムが人間の脳の健康に一定の役割を果たす可能性が示唆された/Tek Image/Science Photo Library RF/Getty Images (CNN) ほぼ10年がかりの大規模な調査の中で、ハーバード大学医科大学院の研究者らがアルツハイマー病と脳の老化に関する多くの謎を解く可能性のある一つの鍵を発見したと主張している。その鍵とはごく平凡な金属、リチウムだ。 リチウムと言えば、医療の世界では気分安定剤として非常によく知られる。双極性障害やうつ病の患者がこれを服用する。米食品医薬品局(FDA)がリチウムを承認したのは1970年だが、医師らはそれよりも100年近く前から気分障害の治療に使用していた。 今回、研究者らは初めて微量のリチウムが体内に自然と存在することを明らかにした。細胞が正常に機能するにはリチウムが必要で、その点ではビタミンCや鉄分に非常に近い。
モルヒネ匹敵の鎮痛薬開発 依存性など副作用なし―「医療現場に変革」・京都大 時事通信 社会部2025年08月05日04時05分配信 京都大の看板 京都大の研究グループは4日、がん患者に処方されるモルヒネに匹敵する鎮痛作用がある一方、依存性や呼吸抑制といった重篤な副作用のない鎮痛薬「ADRIANA」を開発したと発表した。 新型ウイルス薬、8割に効果 悪性黒色腫治験で縮小・消失―東大と信大 研究グループは、モルヒネなど合成麻薬(オピオイド)とは全く異なる仕組みで作用する画期的な鎮痛薬として、「医療現場での疼痛(とうつう)管理の方法を根本的に変革する可能性がある」と強調。過剰摂取により多数の死者が出るなど「オピオイドクライシス」と呼ばれる社会問題の解決にもつながるとしている。論文は同日、米科学アカデミー紀要電子版に掲載された。 研究グループによると、ヒトは生命に危機が及ぶ状況に陥ると、脳から分泌
頭部に物理的な衝撃が加わることによって発生する外傷性脳損傷は、軽度から中程度の損傷においては早期回復が可能ですが、強い損傷だと記憶力や注意力が低下したり人格形成やコミュニケーション能力に問題が生じたりするもので、脳損傷を直接修復または予防する承認薬は存在しませんでした。ジョージア大学の研究者たちは、脳が損傷した後の自己治癒能力を高める可能性のある化合物を発見したことを発表しました。 Catalase Activity in the Brain Is Associated with Recovery from Brain Injury in a Piglet Model of Traumatic Brain Injury https://www.mdpi.com/2076-3425/15/6/608 New compound may help the brain heal itself af
世界的に接種された新型コロナワクチン。議論を巻き起こしたワクチン後遺症について、新たな“発見”が発表された。その論文の著者に緊急インタビューを敢行し、スパイクタンパクの残存、後遺症との関係などを徹底検証した。 「新型コロナワクチンの接種後、一定期間を経れば消えるとされていたスパイクタンパクが、消えていなかった。それが、ワクチン後遺症の原因になっている可能性がある」 こんな内容の論文が、今年2月、米イェール大学の岩崎明子教授らの研究チームによって発表され、衝撃を与えている。 「研究を主導した岩崎教授は、免疫やワクチン研究の世界的権威であり、第一人者です。カナダのトロント大学大学院で博士号を取得し、2009年にイェール大の医学部教授に就任。2024年には新型コロナウイルス感染症の後遺症の解明などに役立つ免疫学の研究が評価され、米タイム誌の『世界で最も影響力のある100人』に選ばれるなど、いま世
このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 X: @shiropen2 韓国科学技術院(KAIST)などに所属する研究者らがNature誌で発表した論文「Increased CSF drainage by non-invasive manipulation of cervical lymphatics」は、首と顔を優しくマッサージするだけで脳の老廃物排出低下を改善できることを発表した研究報告だ。 脳や脊髄を保護する脳脊髄液は、神経系の老廃物を洗い流す重要な役割を持っている。この液体の流れが悪くなると、アルツハイマー病の原因となる「アミロイドβ」などの有害物質が脳に蓄積してしまう。高齢者では実際にこの流れが低下することが知ら
国際共同研究により大腸がんの全ゲノム解析を実施し日本人症例を解析日本人大腸がん患者さんの5割に特徴的な腸内細菌による発がん要因を発見 2025年5月21日 国立研究開発法人国立がん研究センター 国立大学法人東京大学医科学研究所 【訂正】図7のコリバクチン毒素の構造式に誤りがございましたので訂正いたしました。(2025年7月14日) 発表のポイント 日本を含む11か国の国際共同研究により981症例の大腸がんを対象とした全ゲノム解析が行われました。 解析の結果、日本人症例の5割に、一部の腸内細菌から分泌されるコリバクチン毒素による変異パターンが存在することが明らかになりました。 コリバクチン毒素による変異パターンは、高齢者症例(70歳以上)と比べて若年者症例(50歳未満、大腸がん全体の約10%を占める)に3倍多い傾向がみられ、日本をはじめ世界的に問題視されている若年者大腸がんの重要な発症要因で
元岐阜大学教授寺島隆吉先生による記号づけ英語教育法に則って開発された翻訳技術。 大手メディアに載らない海外記事を翻訳し、紹介します。 <記事原文 寺島先生推薦> Crisis of Brain Damage Among COVID-Vaccinated. Study of 9 Million Italians 筆者:フランク・バーグマン(Frank Bergman) 出典:Global Research 2025年4月29日 <記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ> 2025年5月13日 これまでで最大規模の研究の一つで、新型コロナウイルスのmRNA「ワクチン」接種を受けた人々の間で神経学的・精神的ダメージの深刻な危機が明らかになった。 約900万人が参加したこの衝撃的な調査は、致命的な疾患と長期的な障害の壊滅的な増加を明らかにした。 査読済みの研究によれば、mRNA注射を1回接種するだけで
帯状疱疹(ほうしん)ワクチンとは、水痘(水ぼうそう)ウイルスの再活性によって引き起こされる帯状疱疹のリスクを下げるワクチンであり、日本では2025年度から65歳以上の人で定期接種の対象となりました。新たな研究では、帯状疱疹ワクチンが単に帯状疱疹を予防するだけでなく、心臓病や脳卒中のリスクも軽減する可能性があると示されました。 Live zoster vaccination and cardiovascular outcomes: a nationwide, South Korean study | European Heart Journal | Oxford Academic https://academic.oup.com/eurheartj/advance-article-abstract/doi/10.1093/eurheartj/ehaf230/8124786 Shingles
赤穂市民病院の脳神経外科手術で誤ってドリルで神経を切断されて重い後遺障害が生じた患者女性とその家族が、執刀医と赤穂市に損害賠償を求めた民事訴訟で、神戸地裁姫路支部(池上尚子裁判長)は14日、被告らに計約8888万円の支払いを命じる判決を言い渡した。 患者の女性(当時74歳)は2020年1月、脊椎管狭窄症による腰痛と診断され、同病院で手術を受けた。執刀医が骨をドリルで削った際、誤って硬膜を損傷し、露出した馬尾神経を巻き込んで切断。助手を務めた科長が修復措置を行ったが、女性には両下肢麻痺と膀胱直腸障害、神経障害性疼痛などの重い後遺障害が残った。女性と家族は21年8月、慰謝料と治療費、将来介護費用など約1億4180万円の賠償を求め、執刀医と赤穂市を訴えた。 判決で池上裁判長は、医療ミスが起きた要因について、出血などでよく見えないのに止血をこまめにせずドリルで骨を削り進めたためとし、「注意義務違反
どこかの産婦人科医 @IkyokuYametai14 意識が混濁していても聴覚は長く残ること、私も経験があります。 中規模病院で初期研修医で産婦人科を回っていた時、羊水塞栓で分娩室が血の海になったことがあり、コマンダーの上級医から「とにかく話しかけろ」と言われ、挿管されている方に赤ちゃんが泣いてますよ、夫さんも待っていますよと x.com/doentaER/statu… 2025-04-20 21:57:53 ドエンタ医 @doentaER 30歳代前半の妊産婦が出産後の出血による出血性ショックであるとの第一報であった。救急医と産科医のチームで母体を迎えることになった。セカンドコールが入り、PEAに至ったためCPRを開始したとの連絡があった。 救急チームは主に上半身で気管挿管や静脈路確保、大腿動脈へのシース挿入を含む蘇生処置を行い、産科チームは会陰部の圧迫止血を中心に止血手技を開始した。大
透過型電子顕微鏡(TEM)で撮影後、着色した水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)。ヘルペスウイルスの一種で、主に子どもの頃に初めて感染すると水痘(水ぼうそう)、加齢などで免疫力が落ちると帯状疱疹を引き起こす。(MICROGRAPH BY JAMES CAVALLINI, SCIENCE PHOTO LIBRARY) 帯状疱疹(たいじょうほうしん)のワクチンには、認知症の予防という利点もある可能性が新たな研究によって示されている。4月2日付けで学術誌「Nature」に発表された研究では、帯状疱疹ワクチンを接種した成人は、接種していない成人に比べ、認知症の発症率が20%低かったことがわかった。 帯状疱疹、インフルエンザ、肺炎などの感染症に対するワクチン接種と認知症リスクの低下を関連付ける研究結果が次々と発表されており、今回の研究はその新たな証拠だと、米テキサス大学ヒューストン健康科学センターの神経
新型コロナワクチンの定期接種について、厚生労働省は自己負担額を抑えるために自治体に行っていた助成を今年度から取りやめることになりました。これによって今後、定期接種の自己負担が高くなる可能性があります。 新型コロナワクチンは、去年10月から先月まで65歳以上の高齢者と60歳から64歳までの重症化リスクの高い人を対象に、原則、費用の一部が自己負担となる定期接種が行われました。 ワクチンの接種費用はおおむね1万5000円ほどですが、国は自己負担が最大でも7000円ほどに収まるよう、接種事業を行う自治体に対して1回あたり8000円余りの助成を行ってきました。 これについて厚生労働省は今年度の定期接種からこうした助成を取りやめる方針を決め、10日、都道府県に連絡しました。 今年度の定期接種はことしの秋から始まる見通しで、独自に補助を設ける自治体もあると見られますが、国が助成を取りやめると、接種の自己
Published 2025/04/04 18:50 (JST) Updated 2025/04/06 14:45 (JST) 国の予防接種健康被害救済制度で、新型コロナウイルスワクチンに関する審査が2021年8月から実施されて以降、今年3月までに計9031件の健康被害が認定されたことが4日、厚生労働省への取材で分かった。うち死亡事例は998件となった。申請は厚労省の疾病・障害認定審査会が審査し、接種と健康被害の因果関係を踏まえ医療費や死亡一時金を給付。迅速救済が目的のため、厳密な因果関係は必要としない。 高齢者を優先に一般住民へのワクチン接種が21年4月に始まって4年。同制度では、申請する側から、書類をそろえる負担や審査期間の長さを訴える声がある。なお副反応を医学的に分析する有識者会議が別にあり、昨年8月までに死亡事例2千件以上が報告され、「ワクチンとの因果関係が否定できない」と評価され
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