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書評に関するfaultierのブックマーク (14)

  • あこがれとワンサイド・ラブ「数学ガール」

    もちろん高校んときを思い出して赤面しましたが何か? ゼータ関数、コンボリューション、テイラー展開――うむむ、さっぱり分からない。ここでいう「分かる」とは、同じ問題を自力で解けるかという意味で、だ。最初は「分かる」のだが、ひとつひとつ、イコールをたどるうち、数式の森にさまよいんでいく。 それでも数学ガール(ズ)に手を引かれ、数式を追いかける喜びは感じたぞ。「分かる・分からない」というよりも、うつくしさを「感じる・感じない」というのに近い。のびた数式が「たたまれていく」快感や、「閉じた式」を探索するドキドキは、分かるより感じとった。 分からないなりにも感じとれたのは、著者の力量だろう。手をとって、つれていってもらえる感覚や、知らない先から戻ってくる感覚が、たった数行の式を追うだけで味わえる。こんなの、小説や評論ではありえない。 この感覚は、料理音楽に近いかも。自分には出せないけれど、よさは分

    あこがれとワンサイド・ラブ「数学ガール」
  • 集合知プログラミング - L'eclat des jours(2008-08-15)

    _ 集合知プログラミング 先日、オライリーの瀧澤さんにいただいて、電車の中で読んでいたのだが、これはおもしろいおもしろい理由は簡単で、おれが全然知らないことがたくさん出ていて、かつ、読めば理屈がわかるからだ(というか、知らないはずは無い気もするのだが、知らないのだった)。 集合知プログラミング(Toby Segaran) 表紙には「スマートなWeb 2.0アプリケーションを構築するために」とか書いてあるので、SNSでも作るかといえば、そうではなく、でもないかな、単純に言ってしまえば、傾向分析というか、傾向を数値化するための方法を実装ベースで紹介するということになる。説明がやたらとうまいので、身に付くかどうかはともかく、妙に理解した気分になる。 たとえば、人と、その人が観た映画の5点満点の星取り表がある。そこから、自分の嗜好に近い人が高い評価をつけてかつ自分が観ていない映画のお勧めリス

    faultier
    faultier 2008/08/18
    これやっぱり買おう
  • 404 Blog Not Found:coders.each{|you| you.get(this) if you.langs[0] != 'ruby' } # - 書評 - 初めてのRuby

    2008年07月07日01:30 カテゴリ書評/画評/品評Lightweight Languages coders.each{|you| you.get(this) if you.langs[0] != 'ruby' } # - 書評 - 初めてのRuby オライリーから献....されませんでした:-( 初めてのRuby yugui ので自分で買ったのはいいけど、おかげでずいぶんと入手に時間がかかってしまった。Amazon、昨日まで「3-5週間待ち」だったもんなあ。しかしその買い、じゃなかった甲斐ありましたよ。いやあ脱帽。版型ぐらいしかケチのつけようのない、完璧な一冊。それですら、「動物だから仕方がない」だし。これほどの出来とは。yugui、恐ろしい子。 書「初めてのRuby」は、"Learning Ruby"の邦訳ではない。 序文 by Matz 失礼しました。一説によると、『Le

    404 Blog Not Found:coders.each{|you| you.get(this) if you.langs[0] != 'ruby' } # - 書評 - 初めてのRuby
    faultier
    faultier 2008/07/07
    すごい絶賛っぷりだ
  • Objective-Cでのアプリ開発にオススメな書籍 - 拡張現実ライフ

    晴天の価値 2月中旬に出張で千葉へ行った。5日間の滞在中はずっと快晴で、気温は20℃に迫る春のような暖かさだった。仕事は朝から晩まで現場を走り回る過酷なもので、身体的にも精神的にも追い込まれた。毎朝、京葉線から見える美しい景色を眺めて正気を保っていた。太平洋へ燦々と…

    Objective-Cでのアプリ開発にオススメな書籍 - 拡張現実ライフ
  • 書評:『初めてのRuby』は『やり直しのRuby』でもある! - http://rubikitch.com/に移転しました

    生まれて初めて書評というのを書いてみます。 Yuguiさん(id:yugui)より初めてのRubyを献してもらいました。 一言で言うと、「濃い」です。プログラミング言語にはその言語独自の文化がありますが、それを言葉で説明するのは難しいです。それを著者のYuguiさんはやりとげています。 このにはRubyの考え方がギッシリ詰まっています。しかも、これだけの内容で200ページ弱(文)なのだからコンパクトさに驚きます。このを完全に理解し、使いこなし、リファレンスマニュアルで基的なクラスを学べば、あっさりと中級者レベルに到達できるでしょう。俺がRubyを始めた時代はリファレンスマニュアルすら整備されておらず、どこにも「Rubyの考え方」を記した文書がなかったので、このを手に取れる今の人がうらやましいです。 なんといっても、「初心者」の定義を明確にしているのがすばらしいです。初心者には「

    書評:『初めてのRuby』は『やり直しのRuby』でもある! - http://rubikitch.com/に移転しました
    faultier
    faultier 2008/06/30
    "「初めてのRuby」を初心者本だと思ってナメてかかると痛い目見るぜ、とりあえず買っとけ!"
  • 『初めてのRuby』は定番書籍になる - recompile.net

    ようやく、畏友のyuguiさんにいただいた『初めてのRuby』を読了しました。あまり絶賛をして、ひいきの引き倒しとなると意ではないのですが、この書籍はオライリーから出版されている『初めてのPerl(通称リャマ)』と同じくらい定番の書籍となる! と高らかに主張したいとおもいます。 このの成功の第一の要因は、ターゲットの明確さにあるでしょう。既に他の言語を習得しているプログラマを対象にしているので、この種のを買ったときの「俺はプログラム初心者じゃなくて、プログラム言語初心者なんだ」というがっかり感を味わうことがありません。 さらにyuguiさんならではの緻密さで、取り上げる内容が吟味され、項目ごとに高い密度で解説されていることも特筆です。何に言及し、そして言及していないのかに言及されているというのは、充分に検討されていないと、とてもできるもんじゃありません。 オライリーはこうではなくて

    faultier
    faultier 2008/06/30
    "何に言及し、そして言及していないのかに言及されているというのは、充分に検討されていないと、とてもできるもんじゃありません。"
  • On Off and Beyond: 書評:女が男のフリをして1年生活したら?

    ああ、和代さんごめんなさい・・・・。お友達、かつ、献もしていただきながら、半年も書評を書かずにいたのは私です。 というわけで、 無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法 by 勝間和代 (経済評論家兼公認会計士) すごいタイトルですね。先日「天才が学ぶことの真髄を語る:Josh Waitzkin」でご紹介したのと同じ「学び方」についてのですが、Josh君のが天才予備軍にしか役にたたなそうなのに比べ、こっちは非常に具体的ですぐに役に立つと思います。はい。大変売れているとのことです。 著者紹介をAmazonから借用すると: 公認会計士二次試験(合格率6%)を史上最年少の19歳で合格 以後、フルタイムの仕事をしつつ、かつ3人の子どもを育てながら、 中小企業診断士試験(合格率4%)、オンライン情報処理技術者試験(合格率4%)合格 TOEICは新卒時420点から3年間で900点へ 社会人大学院で

    On Off and Beyond: 書評:女が男のフリをして1年生活したら?
    faultier
    faultier 2007/10/08
    あとで読んでみたい
  • 404 Blog Not Found:書評 - クマムシ?!

    2007年09月27日17:20 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 書評 - クマムシ?! ちょちょまっ クマムシ!? 鈴木忠 WIRED VISION / 「地球最強の生物」クマムシ、宇宙でも生存できるかありとあらゆる状況を生き延びることができる。飢餓や乾燥も問題ない。真空や深海の圧力も大丈夫[7万5000気圧まで耐える]。 クマムシ伝説の伝説ぶりは、イチロー伝説にも劣らない。ましてやdankogai伝説とは比較にならない。 書「クマムシ!? - 小さな怪物」は、そんなクマムシの当の姿を、クマムシを飼っている生物学者が明らかにする。クマムシ萌えの人には必携の一冊である。 目次 クマムシってなに? オニクマムシの生活史 クマムシ伝説の歴史 クマムシはすごいのか? 付録 コケにすむ動物を見てみよう! 確かに「クリプトバイオシス(cryptobiosis)」という仮死状態になったク

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  • 書評 - 脱DNA宣言 : 404 Blog Not Found

    2007年09月15日20:00 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 書評 - 脱DNA宣言 新潮社後藤さんより献。 脱DNA宣言 武村政春 一言で言うと、「DNAはもう枯れてる。これからはRNAだ!」という書「脱DNA宣言」は、分子生物学にいる第一線の研究者が、RNAのすごさを解説した。著者にはすでに「生命のセントラルドグマ 」、「DNA複製の謎に迫る」といった優れた啓蒙書を著していると同時に、「ろくろ首の首はなぜ伸びるのか」のように「生物学で遊ぶ」もものにしている。普通の人にもわかるように分子生物学を語るという点においては日における第一人者の感もある。 目次 まえがき 第一章 総理大臣のDNA 第二章 それは膿から始まった 第三章 DNAの「社会的地位」 第四章 恐るべき実力者RNA 第五章 すべての生物の祖先とは? 第六章 DNAは単なるバックアップコピー 第七章

    書評 - 脱DNA宣言 : 404 Blog Not Found
  • 404 Blog Not Found:書評 - 心はプログラムできるか

    2007年08月22日09:00 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 書評 - 心はプログラムできるか これまた、夏休みをちょっと休んで紹介するだけの価値がある一冊。 心はプログラムできるか 有田隆也 書「心はプログラムできるか」は、タイトルを見ると人工知能に関するのように見えるが、目次を見ればわかるとおり実は人工生命に関して広く紹介した。 目次 - Si新書『心はプログラムできるか 人工生命で探る人類最後の謎』概要 (サイエンス・アイ新書Web)より 第1章 蟻たちの真似をして儲ける話 第2章 進化の力を借りてアートを創る試み 第3章 デジタル生命で進化を研究する時代の到来 第4章 人工生命というムーブメントの質 第5章 利己的であるからこそ利他性が生まれる 第6章 進化と学習が生む生命と心 第7章 暗闇で不安そうに動くロボット 第8章 計算機の中で心を進化させる 付章 計算

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  • 404 Blog Not Found:書評 - 脳の中の「私」はなぜ見つからないのか?

    2007年08月06日01:30 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 書評 - 脳の中の「私」はなぜ見つからないのか? 献御礼。 脳の中の「私」はなぜ見つからないのか? 前野隆司 この夏、一番怖いノンフィクション。肝試しが好きな方は、是非。 ただし、どう怖いのかは解説が必要かも知れない。なにしろ著者自身もその怖さに気がついていないふしがあるからだ。 書〈脳の中の「私」はなぜ見つからないのか?〉は、ロボット研究者という工学者である著者が、著者の研究の過程でたどりついた結論、受動意識仮説に関して広い観点から考察、検証した一冊。 それでは、受動意識仮説とは、何か。 我々のほとんどは、何かをする時に、まず「何かをしよう」と意識し、それを行動に移すのだと考えている。これが、能動意識仮説。ところが、最近その逆と考えた方がつじつまがあうという研究成果が多く出されてきた。まず行動があり、意識はその

    404 Blog Not Found:書評 - 脳の中の「私」はなぜ見つからないのか?
  • 人間を人間の格好にさせておくものとは?「ミノタウロス」

    この小説は、読み手に感情移入をさせないことに、成功している。全編モノローグで、カッコ 「 」 で括られた会話が出てこないのが異質だ。読み手を含む他人を寄せ付けない淡々とした語り口が恐ろしい。こいつに感情とやらがあるのか? アゴタ・クリストフ「悪童日記」を思い出す。 「ミノタウロス」(佐藤亜紀著)―― 舞台は二十世紀初頭のウクライナロシア革命による内戦が続く激動の時代。裕福な家庭に育ち、高い教育を受けた主人公が、家族と全財産を失う。以後、殺戮、略奪、強姦と人獣の日々が描かれる。もちろん、泣いたり怒ったりすることもあるが、それらは獣じみた情動に見える。 戦争により表現される人間のおぞましさや、生々しいドンパチ場面も見どころだが、主人公が次に何を言い出すか気になって仕方がないうちにページをどんどんめくらされる。歴史モノというよりも、ノワールものとして評価したい。 人間を人間の格好にさせておくも

    人間を人間の格好にさせておくものとは?「ミノタウロス」
  • 404 Blog Not Found:書評 - チーム ハックス

    2007年07月25日05:30 カテゴリ書評/画評/品評 書評 - チーム ハックス 献御礼。 チーム ハックス 大橋悦夫 / 佐々木正悟 シゴタノ! - 『チームハックス』序章(1)「仕事の進捗」を共有できるか?前作同様、佐々木正悟さんとの共著作なのですが、今回は特に、文字通り2人の「チームハックス」を駆使して書き上げた一冊となりました。 前作「スピード ハックス」の三倍面白かった。 書「チーム ハックス」は、日におけるGTDの今や第一人者である感もある著者たちが、今度は「チームワーク」をハックした。 目次 - シゴタノ! - 『チームハックス』序章(1)「仕事の進捗」を共有できるか?より はじめに 序章 チームはすべて「共有」から始まる 第1章 ビジョンを共有するチームを作る 第2章 「質問」でメンバーの力を巧みに引き出す 第3章 コミュニケションの「困難」を克服する 第4

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  • 【感想】JavaからRubyへ | フッ君の日常

    Amazon.co.jp: JavaからRubyへ —マネージャのための実践移行ガイド: : Bruce A. Tate,角谷 信太郎 このを読んで、逆に SIerRuby に乗り換えるビジネス的な意味ってあるんだろうか?と思ってしまった。確かに Ruby の生産性が良い事は、使っているとよく分かる。でも、人月ベースで料金が発生している現在の SI 業界では、生産性が向上すると、受け取る料金まで少なくなってしまう。だったら、妙なリスクを冒すよりは、実績があって、かつそれなりの料金を受け取る事が出来る(作るのに時間がかかる)Javaを使っている方が、安全なんじゃないの?と、そう思う。 実際のところ、僕の個人的な感覚として、業界の開発手法って、ここ10年ぐらい変化していないような気がする。アジャイルだ何だって話もあるけれども、それが SIer の開発手法に影響を及ぼしているとはあまり

    【感想】JavaからRubyへ | フッ君の日常
    faultier
    faultier 2007/07/04
    SIerの収益構造の問題は他でも指摘されてたね
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