1月17日、東京都内で芥川賞・直木賞の授賞式が行われました。 芥川賞には九段理江さんの「東京都同情塔」が、直木賞には河﨑秋子さんの「ともぐい」と、万城目学さんの「八月の御所のグラウンド」が選ばれました。受賞作のあらすじをまとめました。 「東京都同情塔」 日本人の欺瞞をユーモラスに描いた現代版「バベルの塔」。ザハの国立競技場が完成し、寛容論が浸透したもう一つの日本で、新しい刑務所「シンパシータワートーキョー」が建てられることに。犯罪者に寛容になれない建築家・牧名は、仕事と信条の乖離に苦悩しながら、パワフルに未来を追求する。ゆるふわな言葉と実のない正義の関係を豊かなフロウで暴く、生成AI時代の預言の書。 「ともぐい」 死に損ねて、かといって生き損ねて、ならば己は人間ではない。人間のなりをしながら、最早違う生き物だ。明治後期、人里離れた山中で犬を相棒にひとり狩猟をして生きていた熊爪は、ある日、血
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