3月10日発売の「声優グランプリ」4月号が好調な売行きで、同12日、初版3万部から異例となる6000部の重版を決めた。発売後に一般書店やネット書店、アニメ専門店などで品切れとなり、発売3日目にはPOS調査店で実売率50%を超えた。アニメイトからは2000部の追加注文があった。 同誌は1994年1月に創刊。重版したのは13年9月号に続いて2回目。
3月10日発売の「声優グランプリ」4月号が好調な売行きで、同12日、初版3万部から異例となる6000部の重版を決めた。発売後に一般書店やネット書店、アニメ専門店などで品切れとなり、発売3日目にはPOS調査店で実売率50%を超えた。アニメイトからは2000部の追加注文があった。 同誌は1994年1月に創刊。重版したのは13年9月号に続いて2回目。
3月15日午前10時、東京地裁に破産の申立てを行い、開始決定を受けた。自主廃業を表明していたが、一転して自己破産申請した。破産管財人は、深山・小金丸法律事務所(東京・新宿区西新宿1-25-1)の深山雅也弁護士。連絡先は、太洋社破産管財人コールセンター=TEL03-6880-3840まで。受付時間は月曜~金曜日の午前10時~午後5時。 太洋社は同日、國弘晴睦社長名で「ご報告とお詫び」を同社ホームページに掲載。「もはや万策が尽きた」とし、取引先出版社に対し、「当初想定したスキームを完遂することができず、(中略)深く深くお詫び申し上げます」と記した。同社の取引先で自己破産した芳林堂書店については、太洋社の売掛金12億1000万円のうち、約8億円が焦げ付くことが確定したと報告している。
「集英社文庫」の背表紙は文庫担当の書店員を泣かせがちでした。日に焼けやすく色が落ちてしまうからです。焼けていない新刊と混在した棚は見た目があまりよろしくありません。特に唯川恵さんのピンクの背は白っぽくなりやすく、入れ替え作業に忙殺されてきました。 そんな集英社文庫が30周年を迎えるにあたって、背表紙デザインを一新してくれることになりました。色合いも統一してくれるとのことで喜んでおります。 言わば棚は白いキャンバスで書籍は絵の具です。拡材とゆう画材を駆使しながら、書店員は常に更新される一枚の絵を描き続けます。完成することは永遠にない果てしない作業ではあります。版元さんが良質な絵の具を提供してくれることで、画家の筆は冴えるはずです。情報を集めてセンスを磨いておかねばなりません。画材負けするわけにはいきませんから。 脱線してしまいました。「集英社文庫」の話です。 先日都内で関東圏の書店員を集めた
3月1日、取引出版社に「ご報告とお願い」と題した文書を送付。新刊書籍の搬入は3月4日まで、新刊雑誌は首都圏基準で同7日発売分までで終了。注文品については同3日を最終搬入日とすると伝えた。 また、休・廃業する書店を除き、8割超の取引書店が帳合変更を決め、それに伴う決済もほぼ完了した。出版社に対する2月末の支払いも実行し、保有株式は1億円弱の現金化が完了したと報告している。
2月22日、過日行った「説明会」の質疑を受けるかたちで、取引先に対して「中間決算」「書店の売掛金回収」「帳合変更」「資産売却」の進捗状況を文書で報告した。 それによると、中間(H27.7.1~同12.31)売上高は63億2100万円、中間経常損失は3億0600万円。中間純損失は1億9400万円。書店売掛金の回収については、約12億円の売掛金がある書店で大きな焦げつきが出る模様。「極めて由々しき事態」と記した。 これまでに帳合変更の見通しがついている書店は、取引のある300法人・800店舗のうち50法人・350店舗に止まっており、それに伴う回収は2月末時点で9億4000万円と予想した。資産売却については、どの物件も売買契約が成立していない。保有株式は1億円前後の現金化が確実であるという。 太洋社では2月19日、雇用形態の変更を含む人員削減策を実施したと伝えた。
2月17日、カフェスタンドと10坪のイベントスペースを新設しリニューアルオープンする。「文禄堂」ブランドは、荻窪店に続いて2店目。コンセプトは「人に立ち寄ってもらう」店。入口左手のカフェスタンドでは、コーヒーやビールを提供。店内奥のイベントスペースには、普段は可動式什器を置いているが、イベント時には移動。30席ほど確保できる。イベントスペースを囲むように中二階を設け書籍を陳列している。在庫量はリニューアル以前とほぼ同じ。坪数は53坪。住所は東京都杉並区高円寺北2-6-1高円寺千歳ビル1階。営業時間は平日が午前9時~午前1時、祝祭日は午前10時~午前1時。
2月8日、東京・汐留のベルサール汐留で、午後1時半から書店向け、同3時半から出版社向け説明会を行った。國弘晴睦社長はこれまでの経緯と売却を予定する資産の内訳を発表。同社が保有する不動産鑑定評価書によると、埼玉・戸田市の「物流センタ―」は11億3000万円、東京・神保町の「商品センタ―」は2億1800万円、四国支店や長崎にある不動産は6000万円程度の価値があり、有価証券は1億円以上を換価できる見通しであると報告。その結果、「現在の借入金約7億円を返済してなお、約7億円程度が残る勘定」と話した。太洋社の売掛金は現在約47億円だが、書店の買掛金の回収を進めていくことで減少する見通しという。取引書店は約300法人・約800店。 会場からは自主廃業の時期、取引書店の帳合変更が確定・終了する期日、精算期日などのタイムスケジュール関連と、昨年6月期時点のBS、PLに関する質問などが相次いだ。期日などに
2月5日、出版社と書店に対して、自主廃業を前提に説明会を開くことをファックスで伝えた。「書店向け説明会」は同8日午後1時半から、「出版社向け」は同3時半から。場所はベルサール汐留(東京都中央区銀座8-21-1 住友不動産汐留浜離宮ビル)。各社1人の参加を呼びかけている。 ファックスによると、同社は出版社への買掛金の支払いに万全を期すために「同社全資産の換価」を進めながら、取引書店の売掛金回収と同業他社へ帳合変更する合意を得ていく。自主廃業する時期については触れていない。同8日は國弘晴睦社長からこれまでの経緯などが報告される見通し。 同社売上高のピークは2005年6月期の487億円。2015年6月期の売上高は171億円。当期純損失約8億2300万円を計上していた。
日本出版者協議会は、出版社とアマゾンの直接契約「e託販売サービス」に関し、アマゾンが恒常的に10~20%のポイントサービスを実施しているため、「改めてアマゾンと直接、再販契約を結ばない限り、再販制度から離脱する」という危険性を指摘、出版社に慎重な判断を求めた。 これはアマゾンが契約出版社の拡大のために開いた「e託」説明会で、「66掛け」「歩戻しなし」「支払サイト60日」などの取引条件を提示し、出版社の切崩しを図っている背景があり、中小・零細出版社のなかには既存の取次会社の取引条件が厳しく、「e託」に乗り換えかねない危険性があるからだ。また、アマゾンとの直接契約は恒常的なものでなく、改悪が予想されることも付け加えた。 さらに取次会社に対しても新規取引口座の開設時、開設を妨げたり、過酷な取引条件を押し付けるなどの実態に言及し、「優越的地位にあるからこそ可能なのであるが、結局は出版の新しい芽生え
毎年11月初旬から展開しているミステリーフェアを、今年は「目利き編集者Nの偏愛ミステリー」という切り口で選書した。 「目利き編集者N」とは、文藝春秋・文庫編集部の永嶋俊一郎氏のこと。累計63万部の『その女アレックス』著者、ピエール・ルメートルやスティーヴン・キングの翻訳本などの編集を担当している。タイトルは、営業部からの提案をベースに、永嶋氏が選書に加わり「ミステリーの枠は外さず、推せばもっと売れる」銘柄をピックアップ。これまでに北方謙三『擬態』が実売600冊強、若竹七海『悪いうさぎ』も500冊強に。乃南アサ『自白』は実施前と比べて売上げ10倍にまで伸長した。
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