事案が起きたのは2025年1月下旬。来店客から指摘を受け、従業員がその場で謝罪したという。同社が混入経路について調査したところ、みそ汁の具材を複数のおわんに入れて準備する過程で、そのうちの一つにネズミが自ら入り込んだと見られるという。 すき家は特殊事例として公表せず ネズミの混入とともに問題視されたのが、すき家がこの事案を把握していながら、公表していなかったことだ。SNSの投稿をきっかけに事案が明らかになったことが、消費者の反感を買った。27日、すき家は公式ホームページに「(ネズミの混入について)発生当初に当社がホームページ等での公表を控えたことにより、お客様に不信の念を抱かせる結果となってしまったことについても、重ねてお詫びを申し上げます」というメッセージを掲載した。 ネズミの混入があった鳥取南吉方店(鳥取市)は、店舗の大型冷蔵庫の扉が店外に面しており、その下部に設置されたゴム製パッキン
