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Russiaとhistoryに関するflakのブックマーク (2)

  • アレクサンドル・メシチェリャコフ「ソ連時代のクロノトポス――時空の征服」(日本語訳)

    近年、古代・中世を研究する人文科学系の研究者たちは、空間と時間の感覚という問題に熱心に取り組んでいる。明らかになったのは、様々な社会が、それぞれの空間と時間の関係(クロノトポス)のモデルを有し、それは、個々の社会だけではなく、その社会的諸集団の最も重要な価値の置きかたにも反映しているということである。クロノトポスは、普遍的であらゆる人間社会に固有の概念であるため、文化を比較する際のきわめて便利な指標であることがわかる。 たとえば、好戦的なローマは、侵略的で無限に拡大する空間モデルの構成の好例であり、また、貴族的でデリケートな平安時代の日では、空間を首都の範囲内、さらには宮廷内にまで狭めて捉えていたが、それはそれ以外の残りの領土はすべて、重大な事柄の起こりえない空間として考えられていたためである。伝統的なしきたりを持つ社会の多くは、その理想を神話や叙事詩の、過ぎ去った「黄金時代」に求めるが

  • [書評]大東亜戦争とスターリンの謀略 Conspiracy... - HPO:個人的な意見 ココログ版

    ・大東亜戦争とスターリンの謀略―戦争と共産主義 by 三田村武夫さん 書を読んで、つくづく謀略の深さ、革命家の遠慮深謀ということに感じ入ってしまった。以前の記事で触れた第二次大戦の方針決定には、ゾルゲや尾崎ら当時のコミンテルンの諜報機関の暗躍があったらしい。尾崎などは内閣の嘱託であり、言論界にもそれなりの地位があったように感じるが、現実にそれらの一群の共産主義者がどこまで世論や政治的決定に影響力があったのかは、私には検証のしようがないが、実に説得力のある議論が書において展開されていた。 書を読んで、「パトレイバー」に出てくるシャフトジャパン企画七課、内海課長の「手段のためには、目的は選ばない」という言葉が実に不気味な意味を持つことを理解して、ぞっとした。謀略家というものは来の革命の実現のためには、正反対のイデオロギーを標榜することも、国を裏切り、親兄弟を信頼せず、子にまでも虚偽を

    [書評]大東亜戦争とスターリンの謀略 Conspiracy... - HPO:個人的な意見 ココログ版
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