Googleがランサムウェアに関する新たなレポート(PDF)「Ransomware in a Global Context」(ランサムウェアの世界的状況)を公開した。それによると、2020年以降の調査期間中にランサムウェアの報告が突出して多かったのはイスラエルだったという。 Googleの依頼に基づくこの調査で、サイバーセキュリティ企業VirusTotalは140を超える国々から収集した8000万件を上回るランサムウェアのサンプルを分析した。 このレポートによると、VirusTotalにランサムウェアを報告した地域のうちの上位10地域は、イスラエルと韓国、ベトナム、中国、シンガポール、インド、カザフスタン、フィリピン、イラン、英国だったという。 イスラエルは突出して報告数が多く、ベースライン(何らかのキャンペーンが実行されていない時にも発生しているランサムウェア攻撃の数)との比較では600
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