「GNU C Library 2.32」の日本語処理などに脆弱性が含まれていることがわかった。アップデートが提供されている。 「同2.32」および以前のバージョンに、関数「iconv」で「ISO-2022-JP-3」の処理を失敗してプログラムが中断し、サービス拒否へ陥るおそれがある脆弱性「CVE-2021-3326」などが明らかとなったもの。 米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」による共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「7.5」で、重要度が「高(High)」とレーティングされている。 開発チームは、「同2.33」をリリース。同脆弱性をはじめ、「CVE-2020-27618」「CVE-2020-29562」「CVE-2019-25013」のあわせて脆弱性4件やバグの修正など行った。 (Security NEXT - 2021/02/08 )