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ブックマーク / funkenstein.hatenablog.com (26)

  • 2024年3月に読んだ本 - 異色もん。

    ランキング参加中読書ランキング参加中音楽 引き続き低調。 ◆『一千億の針』ハル・クレメント 一千億の針【新版】 (創元SF文庫) 作者:ハル・クレメント東京創元社Amazon 『20億の針』から28年経っての続編。長い時をはさんでの続編という当時の盛り上がりは想像されるし、ゼリー状異星人の帰還などあくまでロジカルに問題解決を図るハードSF精神は伝わってくる。が、舞台の広がりが乏しかったり登場人物のキャラクターも生硬な印象。古い価値観(女性観)が時々覗くのもなかなかきつく、流し読みになってしまった。科学思考重視のハードSF的なアプローチが、実は旧来の価値観を超えられないという質的にSFが抱える問題が現れている気もして、その点では興味深いところでもある。 ◆『ゲイ短編小説集』 ゲイ短編小説集 (平凡社ライブラリー) 作者:オスカーワイルド,D.H.ロレンス平凡社Amazon ゲイに関する文学

  • 2023年ベストブックス、他いろいろ年間まとめ - 異色もん。

    映画も観ていない、も新刊1冊のみと散々な状態だが、やるか(割と美術展には行ったか)。 ◎新刊 『MOCT「ソ連」を伝えたモスクワ放送の日人』青島顕 唯一の新刊が同級生のというのも誤解を招きそうだが、ホントに面白いので多くの人に手に取って欲しいので。単純な二分法で決定されがちな現在の世界状況に対し、真摯に丁寧に思考する大切さを感じるである。 ◎旧刊(2022年以前) まずはフィクション、SF・ファンタジー~幻想文学。 ・『時ありて』イアン・マクドナルド 時ありて 作者:イアン マクドナルド早川書房Amazon・『ヴィーナス・プラスX』シオドア・スタージョン ヴィーナス・プラスX (未来の文学) 作者:シオドア スタージョン国書刊行会Amazon・『花と機械とゲシタルト』山野浩一 今年前半は山野浩一再発見の年でもあったなあ。『花と機械とゲシタルト』再読であったが、アフロフューチャリズム

    2023年ベストブックス、他いろいろ年間まとめ - 異色もん。
  • 2023年4月に読んだ本、参加した読書イベント - 異色もん。

    ランキング参加中読書◆『いかに終わるか 山野浩一発掘小説集』岡和田晃[編]山野浩一 山野浩一研究を継続的に行い、THの連載「山野浩一とその時代」で当時の時代というものまで詳細に伝えてくれる岡和田晃氏による編集のレア小説集。 1 「死滅世代」と一九七〇年代の単行未収録作 「死滅世代」には911を思わせる破壊されたNYや衰退へ向かう人類など予見的な内容に驚かされる。他陰やアイロニカルな作品が多い印象だが「数学SF 夢は全たくひらかない」のようにパズル的なものもあり、囲碁将棋に興じた作者のセンスが感じられる。またジュヴナイルまでものにしている幅広さも印象的だ。 2 一九六〇年代単行未収録作 「ブルー・トレイン」は名作「X電車で行こう」と共通点の多い作品で、より身近なパーソナルなタッチでそのアプローチに興味を覚える。また「ギターと宇宙船」の、宇宙飛行士とその閉塞感、音楽とかどことなくディレイ

  • 2018年4月に読んだ本、と読書会 - 異色もん。

    あっちこっちつまみ読みしたが・・・全体としては低調モード。 あ、読書イベントには参加して面白かった。 『ドン・キホーテ』 前編一・二 セルバンテス 遅々として進まないが、なんとか読了したいシリーズの一つ(笑)。いや面白いですよ。周囲がドン・キホーテを欺くところや小説小説『愚かな物好きの話』自体が演技と心がすり替わるような話で、虚と実に意識的かつ高度な分析がなされていてセルバンテスの驚くべき先駆性がわかる。 『半分世界』石川宗生 話題のようなので読んでみた。これはユニークな作家の登場だ。 「吉田同名」大量に分裂した人物について形而上学的な奇想に発展していくところがユニーク。 「半分世界」突然半分になった家で暮らす家族。生活が丸見え状態となり、否が応でも住民の興味をかきたてる。意表をつく発想でこれにも驚かされた。 『見えるもの見えざるもの』E・F・ベンスン 当時のテクノロジーが題材に取られ

    2018年4月に読んだ本、と読書会 - 異色もん。
    florentine
    florentine 2018/04/30
    「伊藤典夫訳の凄さ!電書のHothouseを購入し、ちょっとチェックしてみたんだがDumbler黙(ダンマリ)をはじめチョイスが絶妙」ほ~!
  • 2017年9月に読んだ本 - 異色もん。

    今月もあんまり読めなかったなあ・・・。 『人形つくり』サーバン 支配-被支配の関係性が根幹となる2中編からなり、教師や生徒が登場人物など共通点が多い。自然の力を有するような少年の不気味さが印象的な「リングストーンズ」、不穏さが徐々に高まりサスペンスフルな終盤を迎える「人形つくり」それぞれ面白かった。 10月の京都SFフェスティバルに向けてレム強化中。 『主の変容病院・挑発』スタニスワフ・レム リアリズム小説、架空書評、科学(風?)論説とバラエティに富むが全体にシリアスなトーン、随所に文明や人類に対する鋭い指摘がみられる。 『天の声』スタニスワフ・レム(サンリオSF文庫) 来は国書刊行会レム・コレクション『天の声・枯草熱』で読もうと思っていたが、持ち運びを優先して共に元々持っていたサンリオSF文庫版で読んでみた。宇宙から送られてきた謎の信号を解読する科学者をめぐる小説で、人間の認識の枠組み

    2017年9月に読んだ本 - 異色もん。
    florentine
    florentine 2017/09/29
    レムはしばらく読んでないので気力体力つけて再開したい。あと、夢枕獏! キマイラの原型面白そう
  • 丸屋九兵衛さんP-Funk関連トークまとめ(後半) - 異色もん。

    さて後半。こちらはトークショーの話になるが、実際はBIBLIOPHILIC & bookunion 新宿(以下union)が中心で下北沢B&B(以下B&B)でのはちょっとになります(諸般の事情から)。(例によって※印はブログ主の感想、間違い等あればご指摘を) Bootsyの話。まず1988年のアルバム"What's Bootsy Doing"の曲を聴きながら(※当ブログ主にとってもBootsyを知った、いやP-Funkを知った思い出深いアルバムなんだよなあ)。 'Party On Plastic' www.youtube.com 「時間がねじくれて圧縮されたような魅力」また「Shake that floppy discの歌詞が時代を感じさせる」。「初めて打ち込みに取り組んで少し音作りに少々無理がある面も」とも("The Lord giveth and the Lord taketh awa

    丸屋九兵衛さんP-Funk関連トークまとめ(後半) - 異色もん。
    florentine
    florentine 2016/10/01
    すごいもりだくさん!
  • 丸屋九兵衛さんP-Funk関連トークまとめ(前半) - 異色もん。

    あーもう10月になっちゃった。遅れたけど書くよ! 7/15ジョージ・クリントン自伝『ファンクはつらいよ』発売を記念して、監修にあたった(カラフルな栞を4もつけただけの仕事との噂があるものの、その4色はGeorgeの以前のカラフルな髪型に合わせた色で赤緑色盲らしいGeorgeのために赤と緑が入っていないというGeorge愛あふれる)丸屋九兵衛さんが、8月3日下北沢B&B(以下、B&B)で「雑学王・丸屋九兵衛が語るポップカルチャーとしてのジョージ・クリントン」、8月18日BIBLIOPHILIC & bookunion 新宿(以下union)で「丸屋九兵衛とギヴ・アップ・ザ・ファンクするパーラメント/ファンカデリックな一夜」と連続してトークショーを行い、いずれも参加したので時期が少しずれたが恒例の備忘録まとめ。内容は重なるところがあることや他の事情から合わせたまとめにすることにした。一部丸屋

    丸屋九兵衛さんP-Funk関連トークまとめ(前半) - 異色もん。
    florentine
    florentine 2016/10/01
    またあとで
  • 遅いまとめ丸屋九兵衛トークライヴQ-B-CONTINUED vol.8&9今回のテーマはN.W.A.とPrince! - 異色もん。

    またまた遅すぎるまとめ。さる6月7日のQ-B-CONTINUEDはようやく(笑)音楽テーマが登場。しかも2立てだ!『丸屋九兵衛が選ぶ、ストレイト・アウタ・コンプトンの決めゼリフ』刊行記念!それからPrince追悼・・・。(以下いつものように話題順不同、断片的な個人備忘録用まとめ。※はブログ主の補足 間違いなどありましたらご指摘いただければ幸いです)(8/5追記 丸屋さんのご人からのご指摘で多々あった間違いを訂正しました。丸屋さん今回もありがとうございました) ということで第1部は「著書爆誕 N.W.A.祭り」with サンキュータツオ。ということでサンキュータツオさんの司会でN.W.A.がテーマ。映画「ストレイト・アウタ・コンプトン」の字幕監修を担当した丸屋さんが、字幕に収まりきらないもろもろを詰め込んだ『丸屋九兵衛が選ぶ、ストレイト・アウタ・コンプトンの決めゼリフ』を刊行!著者爆誕と

    遅いまとめ丸屋九兵衛トークライヴQ-B-CONTINUED vol.8&9今回のテーマはN.W.A.とPrince! - 異色もん。
    florentine
    florentine 2016/08/02
    弟子や女性へのってあたりまで語られてるのさすがだなあ、じつは気になってた。。。まとめありがとうございます!またゆっくり読みに来ます!
  • 『ロデリック』刊行記念 柳下毅一郎さん×円城塔さんトークイベント@高円寺文禄堂 - 異色もん。

    さる3月23日にスラデック『ロデリック』翻訳者の柳下毅一郎さんと解説を担当された円城塔さんのトークショーのまとめ。 その昔、新高円寺に住んでいたので高円寺駅前もそれなりによく通ったが随分変わっていた(まあ20年近く前だから当然か)。文禄堂は駅前正面で、2階にも少し席があるちょっとユニークなイベントスペースで行われた。(例によって自己流備忘録。ところどころメモし損なって抜けてますし多少話の順番の入れ替えもあります。以下敬称略。※印はブログ主注。間違っているところがあったらご教示を) 柳下:スラデック『蒸気駆動の少年』出版記念トークショーがあった時に円城塔さんと伊藤計劃さんが二人揃って客席に座っていた。その時にもお土産短篇を用意した(※たぶんこれ、原題はAlien Territoryらしい。色んな順番で読めるいかにもスラデックらしい実験短篇。ということでその時当ブログ主は円城・伊藤両氏のちょう

    『ロデリック』刊行記念 柳下毅一郎さん×円城塔さんトークイベント@高円寺文禄堂 - 異色もん。
  • 〈ウィザード・ナイト〉完結記念《ジーン・ウルフの魔術を語る》トークショー(後半) - 異色もん。

    ≪さてここから主に『ウィザード/ナイト』で重要な部分もそのまま伏せずに書いていますので未読の方はご注意!≫ (様々な話題が出て多少途中を省いているので話題によって行がえをするように記載してみました) (宮) 『ウィザード/ナイト』は英語版wikiでは「ウルフ作品の中では、語り手が信用できる」と紹介されているようだが・・・。 (柳) そうかなあ。wikiが信用できない(笑)。全体のつくりとしては『ナイト』でよくわからないエピソードがいろいろ出てきて、『ウィザード』でそれらが解き明かされるかたち。(登場人物が多く)電子版で人名検索したくなる小説(笑)(※ちなみに日語版は電子書籍はありません念の為)。 (中) 「騎士であるとはどういうことか」が執拗に書かれていて『ドン・キホーテ』的である。最後に名前が記載されている語り手アーサー・オームズビーのオームズビーという名は『ドン・キホーテ』を英訳した

    〈ウィザード・ナイト〉完結記念《ジーン・ウルフの魔術を語る》トークショー(後半) - 異色もん。
    florentine
    florentine 2016/03/19
    ほんとレポ書いてくださる方ありがたいです。あとで来ます!
  • 〈ウィザード・ナイト〉完結記念《ジーン・ウルフの魔術を語る》トークショー(前半) - 異色もん。

    行って参りました、〈ウィザード・ナイト〉トークショー! http://tsuhon.jp/event/3514 いやウルフはやっぱりオソロシイ作家だわ・・・。 ちなみに当ブログ主、ウルフは好きではありますが、さっぱりわからないといっても過言ではない作家の一人で(他にもいるんですよそれぞれ違った意味でわからない人が)、少しでもきっかけが欲しくてこういう会に足を運んでいるわけで、以下の記録もあくまでも私的な記録に止まるので御了承を(まあいつものことなんですが特にウルフはハードルが高いからなー)。また時系列も整理のため一部入れ替えております。ネタばれ内容についてはいろいろ迷いましたが『ジーン・ウルフの記念日の』収録作については短篇なので影響も大きいと考え一部字の色を変えました。(『ウィザード/ナイト』はどこが大作でネタばれの範囲を決められないのでそのまま記載しました)いずれにしろ勘違いや誤記が

    〈ウィザード・ナイト〉完結記念《ジーン・ウルフの魔術を語る》トークショー(前半) - 異色もん。
    florentine
    florentine 2016/03/17
    ありがとうございます! 読んだらまた来ます☆
  • 『ナイト』Ⅰ・Ⅱ ジーン・ウルフ - 異色もん。

    <ふと気づくと少年がいたのは異世界ミスガルスルだった。「あれらは裏切りと崇拝の物語とともにおまえをよこした…」不思議な謎を託された少年はエイブルと名を授けられ、妖精の女王ディシーリと出会い、魔剣エテルネを手に入れる使命が課される。中身は子供のまま体だけ大人の男となり、真の騎士となるための旅に出た少年を待ち受けるのは海賊、ドラゴン、巨人族の群れ。愛と名誉をかけた戦いの日々、そして剣と魔法にみちた冒険の日々がいま始まる…“新しい太陽の書”シリーズでSFファンタジーに新しい風を吹き込んだ巨匠ウルフがふたたび精魂をかたむけて送るファンタジー大作“ウィザード・ナイト”全4巻、刊行開始!>(Amazon『ナイトⅠ』の紹介より。 Ⅱの中野善夫さんの解説で伝統的な<騎士物語>をメタフィクショナルに再構築であることが解き明かされてぼんやり読んでいる読者としてはほわーなるほどと目からウロコぼろぼろ状態になるわ

    『ナイト』Ⅰ・Ⅱ ジーン・ウルフ - 異色もん。
    florentine
    florentine 2015/12/06
    よんだらくる!
  • 丸屋九兵衛トークライブ「Q-B-CONTINUED vol.4」腐女史会! - 異色もん。

    はいまたまた行って参りましたよQ-B-CONTINUED。いやーしかしこれまた濃いネタだなー。しかしやっぱりきちゃった感もある腐の世界。文学や音楽に出てくる同性愛文化には多少親しんできてるけどBL物自体はあんまり詳しくないんだよなー。まあとにかく代官山シアターサイバードへ(今回は金曜夜ではなく日曜午後に)Let's go! (例によって以下のまとめは備忘録的なもので、あくまで自分が記憶している内容だけでまた話の順番などは入れ替えているところもあります。間違い等ありましたら御指摘いただければ幸いです) 今回もスペシャルホストはサンユータツオ(米粒写経)さん。BL漫画がお好きとのことでググると以前から布教活動をされている様子。まさに最適な聞き手である。すっかりお馴染みになった(?)うっかり九兵衛のテーマにのって丸屋さん登場。(薄手のアームカバーをしたり普段とちょっと違ったファッションには理由が

    丸屋九兵衛トークライブ「Q-B-CONTINUED vol.4」腐女史会! - 異色もん。
    florentine
    florentine 2015/11/08
    わあ、どうもありがとうございます~~~~☆ 楽しく読みました!!!
  • 『ジーン・ウルフの記念日の本』ジーン・ウルフ - 異色もん。

    florentine
    florentine 2015/10/18
    よんだらよみにくるよーーーー!!!!!
  • 丸屋九兵衛トークライブ「Q-B-CONTINUED vol.3」今回のテーマは戦闘機! - 異色もん。

    またまた行って参りました丸屋九兵衛さんのトークライブ!前回の下北沢から今回は代官山に舞台を移しての開催。オシャレな代官山の会場だけにシアターサイバードはすっきりと洗練された印象。しかも前回より広く、スペシャルホストのサンキュータツオさん(以下タツオさん)に冒頭から「前回不入りだったと聞いてますが、なぜ会場を大きくした!?」と突っ込まれていた(笑)。 というわけで一人仕切りだった前回から今回はゲスト司会者として学者芸人としてお馴染みサンキュータツオさんが加わり(丸屋さんの大学の後輩にあたるのねー)、さらに予定時間も1時間から倍の2時間にパワーアップ!これはもう期待するなというのが無理というもの。テーマが戦闘機ということで大層メカ音痴(生まれてこのかたその手の世界にハマった記憶が皆無)の当ブログ主、正直若干の不安もあったのだがそこはそれ何がテーマでも全開のQBworld、大満足の楽しいトークで

    丸屋九兵衛トークライブ「Q-B-CONTINUED vol.3」今回のテーマは戦闘機! - 異色もん。
    florentine
    florentine 2015/09/20
    きゃあ、レポート嬉しい☆
  • 『SF雑誌の歴史 パルプの饗宴』マイク・アシュリー - 異色もん。

    SFが好きで長い間読んでいるが、はまるきっかけとなったのは雑誌である。SFマガジンやSFアドベンチャーが屋に並ぶの日を心待ちにした体験が何よりも読書の喜びの原点である。あと短篇小説好きなのでショートショートランド誌も大好きだったなあ。現在そういう気持ちを思い起こさせてくれるのはナイトランド・クォータリーだ。 ということでSFのようなジャンク的な娯楽小説から勃興してきたジャンルの歴史は雑誌の歴史そのものともいえそうだ。が、あまたの雑誌が現れては消えるといった世界を記述するなどということは気が遠くなるほどの作業が必要になることは間違いなく、誰もが尻込みしそうなものである。ところがそんなことを成し遂げてしまったのが書である。なにしろ1665年パリで創刊された最初の雑誌<ジュルナル・デ・サヴァン>に関する解説からはじまり、SFというジャンルについてのなので英米が中心にはなるものの、ヨーロッパ

    『SF雑誌の歴史 パルプの饗宴』マイク・アシュリー - 異色もん。
  • 『豊﨑由美アワー 第39回読んでいいとも!ガイブンの輪』( ゲスト西崎憲)に参加してきた - 異色もん。

    海外文学のトークショーとしてはすっかりお馴染みの‛よんとも’だが、参加するのははじめて(のはず)。今回は小説家・翻訳家で日翻訳大賞の発起人ツイッターでもアクティヴに情報発信をされているお馴染み西崎憲さんがゲストで怪奇小説の話で西崎さんのオールタイムベストが聞けるということで、これは楽しそうだと思い参加。当ブログ主は生粋の怪奇小説育ちではないが、異色作家短篇集などが好きになってから少しずつ読むようになり、なかでも西崎さん訳の短篇は好きなんだよね。(以下例によって素人のメモ書き的なもので恐縮です。また話の順番を入れ替えたりしています。間違いがあればご連絡を) まず豊崎さんからモダンホラーと怪奇小説の違いについて質問が出る。西崎さんから「果たして現在<モダンホラー>というジャンルがあるのか・・・」という疑問が提出されつつもいくつかの特徴が提示された。 ○モダンホラー ・モンスターなど<恐いもの

    『豊﨑由美アワー 第39回読んでいいとも!ガイブンの輪』( ゲスト西崎憲)に参加してきた - 異色もん。
  • <「ヴァルカンの鉄鎚」刊行/P・K・ディックSF長編全作翻訳記念トーク>@Cafe Live Wire に参加 - 異色もん。

    さて久しぶりのCafe Live Wire。ディックネタでは以前新訳「ヴァリス」のトークショーもあり参加したが、今回は「ヴァルカンの鉄鎚」でディックの長編全作が翻訳された記念のトークショー。で、主役は何といっても山野浩一さん!競馬評論家としても知られるが日のNW-SFの総帥でサンリオSF文庫の顧問であり、自分のSFファン歴からしても大の憧れの方。ゆっくりとお話が伺える又とない機会と思い小躍りしながら参加。客席にも論客が並び非常に面白かった。(以下例によって備忘録で、一部順番も入れ替えてあります。誤りがあったらご指摘ください。なお※は個人的な感想や補足) 山野浩一さんの他はサンリオSF文庫のディック作品を引き継いだ形になる東京創元社の編集者でSFファンダムでも有名な小浜徹也さんと前回の「ヴァリス」トークショーでもメンバーで「ヴァルカンの鉄鎚」はじめ多くのディック作品の解説を書かれている評論

    <「ヴァルカンの鉄鎚」刊行/P・K・ディックSF長編全作翻訳記念トーク>@Cafe Live Wire に参加 - 異色もん。
  • SFセミナー2015 - 異色もん。

    今年も行って参りました。去年は結局レポートを書けなかったが、今回はちょっとまとめておこうかな。 まず昼の会から。 1.東山彰良インタビュー(聞き手 大森望) 『ブラックライダー』のタイトルだけは知っていたが、台湾生まれの方で子供の頃に日に定住されたという経歴でお祖父さんが蒋介石とともに台湾に渡ったそうで、新作「流」はその話をフィクション化したものとのこと。いやー面白そうだわ。影響を受けたのはガイ・リッチーやタランティーノの映画、エルモア・レナードやブコウスキーといったあたりでSFはあまり読んでいないとのこと。個人的に創作(童話のようなものとおっしゃってたかな?)はしていたものの、大学を離れなくてはいけなくなり将来に不安を感じていた時に台湾のミュージシャン伍佰(Wu Bai)のバンドいた幼馴染と話をしていて刺激を受けたというエピソードもカッコいい。いろいろSF文脈的なものから外れている感

    SFセミナー2015 - 異色もん。
    florentine
    florentine 2015/05/11
    その節は大変お世話になりました。懇切丁寧なレポート本当に有り難いです!
  • Gerge Clinton & Parliament/Funkadelic @Billboard Live Tokyo!! - 異色もん。

    行ってきましたよ!G. Clinton詣で! ブログ移転してからP-Funkネタは少ししか書いていなかったが、ほぼ30年来のP-Funkerである(まあそりゃ<さあのうず>なんていう名前を名乗ってるわけで。ちなみに現在の<放克軒>もP-Funkね)。 前のブログの記事をはてダの方に移してあるが 「clinton」の検索結果 - 旧ブログ:異色な物語その他の物語 このように2009年も2013年もお参りしておる。清く正しいP-Funkerにとっては当たり前なのじゃ。(<中途半端な語尾選択) ちなみにBootsy Collins詣でも2011年に果たしている。 http://d.hatena.ne.jp/funkenstein/searchdiary?word=bootsy そうね。コンサートの雑感から。例によってハコの性質上時間は短め。長尺のファンクによるグルーヴが魅力の大きな部分を占める(

    Gerge Clinton & Parliament/Funkadelic @Billboard Live Tokyo!! - 異色もん。