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ブックマーク / globe.asahi.com (14)

  • SF小説「三体」著者の劉慈欣さんに聞く「地球外知的生命体は人類に何をもたらすのか」  :朝日新聞GLOBE+

    世界SF大会の開幕式に参加した「三体」の著者、劉慈欣さん=2023年10月18日、中国四川省成都市、金順姫撮影 宇宙には地球に似た惑星が膨大にあります。宇宙のどこでも物理法則に違いはない以上、地球で生命が誕生したのであれば、地球外知的生命体は必ず存在するはずです。 とはいえ私自身は、異星人も未確認飛行物体も見たことはありません。異星人を目撃したと確実な根拠をもって証明できた人はまだいません。それでもなぜ人類は地球外文明に飽くなき好奇の目を向けるのでしょうか。 人類が遭遇したことのない「他者」 私は、哲学の「他者」という概念に思いをはせます。人類が存在するのと同時に、自我もあり、我々を超える知力をそなえているかもしれない「他者」がいるとします。人類は歴史上、このような「他者」に遭遇したことはない。もし出現したら、人類の全ての文明が完全に変容してしまうかもしれません。 異星人には遭遇していない

    SF小説「三体」著者の劉慈欣さんに聞く「地球外知的生命体は人類に何をもたらすのか」  :朝日新聞GLOBE+
  • 生徒の欠席に悩む学校、洗濯機置いたら劇的に改善した:朝日新聞GLOBE+

    ケンタッキー州ルイビルにあるファーンクリーク高校の新しい洗濯室=Jai Wilson via The New York Times/©2019 The New York Times。洗濯機をはさんで、学校の担当スタッフ(右)から室内の説明を受ける生徒たち

    生徒の欠席に悩む学校、洗濯機置いたら劇的に改善した:朝日新聞GLOBE+
  • 国家の暴力はどこまでが正義か?黄色いベスト運動を追った異色ドキュメンタリーが問う:朝日新聞GLOBE+

    ドキュメンタリー『暴力をめぐる対話』予告編 ――監督は、「黄色いベスト」運動での警官による暴力行為を、市民がSNSを通じて報告・記録するデータベースを立ち上げました。集まった様々な映像を映画にしようと思ったのはなぜですか。 作品中にはたくさんの映像が出てきますが、いくつかの映像は、私にとりついて離れないものでした。特に、黄色いベスト運動に参加していて片目を失った男性の母親が病院にいるシーンや、片目を失った男性の叫び声が、私の中で長く響き続けていました。 当初、フランスでは警察の暴力に関する議論は一切ありませんでした。なぜなら政治家が否定し、メディアが沈黙を続けていたからです。 しかし、私が立ち上げたデータベース上でデータが集積するに従って、ある時点から爆発的に議論が増えました。私はそこに文化的な、あるいは歴史的な論拠を持たせることが必要だと考えました。 SNSの強みは世界中に瞬時に届く速さ

    国家の暴力はどこまでが正義か?黄色いベスト運動を追った異色ドキュメンタリーが問う:朝日新聞GLOBE+
  • 死と直結した濃厚なエロス 60年の空白経て刊行された『戦争』が描く、人の極限の姿:朝日新聞GLOBE+

    ロシアウクライナ侵攻により、もうヨーロッパが戦争の舞台になることはないという能天気な思い込みは、みごとに吹き飛ばされてしまった。 陸続きのフランスはウクライナからこれまで約10万人の難民を迎え入れている。今後、この悲惨な戦争はいつまで続くのだろうか。 そんな折、20世紀を代表する大作家のひとりルイフェルディナン・セリーヌ(1894~1961)の『Guerre(戦争)』が刊行された。 『夜の果てへの旅』などで知られるセリーヌは、良識あるブルジョア階級の人々が目をむくような俗語や卑語を駆使した斬新な文体で、フランス文学に大革新をもたらした作家だ。ふたつの世界大戦を生き、自身の戦争体験に題材を取って数々の傑作を世に送り出した。 一方で、反ユダヤ的な評論をいくつも書き、44年6月に連合軍がノルマンディーに上陸すると、自ら身を案じてフランスを脱出。デンマークに亡命した「問題作家」でもある。セリーヌ

    死と直結した濃厚なエロス 60年の空白経て刊行された『戦争』が描く、人の極限の姿:朝日新聞GLOBE+
  • 北京五輪に憤り 家族不明のウイグル人「日常壊され、何もなかったかのように開催?」:朝日新聞GLOBE+

    北京オリンピックが2月4日に開幕する。世界屈指のアスリートたちが熱戦を繰り広げる中、忘れてはならない問題がある。 新疆ウイグル自治区での人権問題だ。この問題に家族が巻き込まれたという日在住のウイグル出身の男性は「私たちの日常平和を破壊しておきながら、何事もなかったかのように開かれるオリンピックには反対」と訴える。 新疆ウイグル自治区は中国北西端にあり、中央アジアなどに隣接している。中国の行政単位(省または自治区)としては最大の面積で、約2500万人が住んでいるとされる。多様な少数民族が暮らしてるが、最も多いのがウイグル族だ。18世紀半ばに清朝が征服して以降、今の中国に属している。2009年に広東省の工場で漢族がウイグル族を襲う事件があり、自治区のウルムチでウイグル族が抗議デモをしたところ、治安部隊と衝突。これをきっかけに当局の締め付けが強まり、ウイグル族を「テロ分子」「分離独立派」なとど

    北京五輪に憤り 家族不明のウイグル人「日常壊され、何もなかったかのように開催?」:朝日新聞GLOBE+
  • 論理的、洗練された一面も タリバンを熟知する日本人が見るアフガニスタンのこれから:朝日新聞GLOBE+

    米ニューヨークの国連安全保障理事会で2019年12月、アフガニスタンの現状を報告する山忠通氏=国連アフガニスタン支援団のツイッターから ――今回の事態を予想していましたか。 昨年3月の退任時には予想していなかった。これから和平交渉が始まるという時期で、米欧諸国や日、中、ロ、周辺国を含めた国際社会は、タリバンと共和国政府(ガニ政権)との話し合いによる和平の達成を望んでいた。 しかし、話し合いの進め方では合意したものの、両者の間で議題が決まらない状態がずっと続いた。話し合うはずだった停戦についても話がかみ合わず、交渉の進展はなかった。共和国政府が一つにまとまり、代表団を作るまでにも時間がかかった。話し合いが難航するなか、今年1月に米国でバイデン政権が発足し、米軍の撤収が決まった。和平交渉が進展をみせなかったことは大変残念だ。 アフガニスタンの反政府勢力タリバンの政治部門トップ、バラダル幹部

    論理的、洗練された一面も タリバンを熟知する日本人が見るアフガニスタンのこれから:朝日新聞GLOBE+
  • 男性だけの宗教行事、女性参加で騒動に 実話から生まれた「ペトルーニャに祝福を」 監督が明かす女性の“最悪”忖度:朝日新聞GLOBE+

    男性だけの宗教行事に女性が飛び入り参加し、騒動となった実話を題材にした北マケドニアの映画「ペトルーニャに祝福を」が今月22日、封切りされる。 監督は北マケドニア出身の女性テオナ・ストゥルガル・ミテフスカさん。新型コロナウイルスの感染拡大で公開が1年延期になったが、宗教行事という視点から女性差別の問題を浮かび上がらせようとする注目作だ。 作品を通じて監督が伝えたいことは何か。人に聞いた。 「ペトルーニャに祝福を」の予告動画 ――映画『ペトルーニャに祝福を』は2014年、実際に北マケドニア東部の町・シュティプで起こった事件をもとにしているそうですね。 そうです。初めてこの事件のことを聞いたとき、これは、ただ座って眺めているわけにはいかないと思いました。 私は自分の国では「挑発者」として知られているんです(笑)。常に社会を刺激したり、挑発したりするような作品を撮る映画作家であると。 これまでに

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  • インドのカースト最下層、ヒンドゥー教捨てて仏教へ 日本から来た僧が後押し:朝日新聞GLOBE+

    ■「新しい人生が始まった」 「私はすべての人間が平等であると信じます。今日、新たな人生を手に入れたと信じます」 昨年10月下旬、刺すような日光を遮る天幕の下で、数百人が手を合わせ、僧に続いて唱和した。改宗の儀式だ。終わると、仏教徒になった証明書を受け取る。「インドのへそ」とも呼ばれ、国土の中心に位置するナーグプル。毎年9~10月の数日間、改宗をする人やそれを祝福する仏教徒ら数十万人が集まる。 約900キロを鉄道でやってきた大学生ラワン・パル(23)は、「不可触民(ダリト)」と呼ばれてきた、カーストで最底辺層の出身。両親の希望で、改宗式にやってきた。「家を借りるのが難しく、ヒンドゥー教寺院に入ることも許されない。学校では教師から避けられ、警察からも嫌がらせ。犬のような扱いだった」 2007年に改宗して以来、毎年この地に来るナラヤン・アムテ(69)は「犬の方がまだいい」とさえ言う。「犬は村の井

    インドのカースト最下層、ヒンドゥー教捨てて仏教へ 日本から来た僧が後押し:朝日新聞GLOBE+
  • 「第2のシリア」懸念強まるリビア 介入するトルコが込める「リベンジ」の思惑:朝日新聞GLOBE+

    ■対立の構図 代理戦争の様相 アラブの春がリビアに波及したのは2011年2月。カダフィ政権打倒を目指す大規模デモが発生し、カダフィ派と反カダフィ派で対立が激化した。NATOによる空爆もあり、同年10月、40年以上続いた独裁政治は、カダフィ氏殺害で幕を引いた。 しかし、その後の国家再建への国際的関心は薄く、圧政下で抑えられてきた地方の有力集団や部族勢力が各地に割拠し、国土は分裂状態に陥った。 14年6月の暫定議会選で、東部トブルクで招集された議会をリビア西部にある首都トリポリ側は認めず、その後トリポリとトブルクを拠点とする2つの政治勢力の対立構造が生まれた。国連の仲介で15年12月に統一政府の樹立が合意され、トリポリに暫定政府が発足したが、東部トブルク議会はこれを拒否。現在に至るまで二大勢力の抗争が続いている。 国連は2011年に武器禁輸措置を課したが、リビアの豊富な埋蔵量を誇る石油・天然ガ

    「第2のシリア」懸念強まるリビア 介入するトルコが込める「リベンジ」の思惑:朝日新聞GLOBE+
  • マイナンバーで大混乱 国民管理を優先する政府が繰り返す失敗:朝日新聞GLOBE+

    サーバーダウンでマイナンバーの暗証番号の再設定手続きができないことを透明のビニールシート越しに伝える区役所の職員=2020年5月11日午後、大阪市中央区、細川卓撮影 新型コロナウィルスによって打撃を受ける生活への支援のため、政府は10万円の現金支給を決めたが、このオンライン申請にマイナンバー・カードを必須としたため、自治体窓口などで大混乱が起きている。カードを申し込む人々が急増して、役所で長時間の過密状態がつくり出されただけでなく、電子認証にカードリーダーやアプリも必要で、申請時に暗証番号を5回間違えると手続きができなくなる、1人で複数回の申請ができるといった問題が次々起きている。そもそも政府はなぜ、人々が一刻も早い助けを必要としている時に、16%しか普及していないマイナンバー・カードを求めたのか。その背景には、政府がしがみつく「国民身分証をみんなが持ち歩く国へ」という夢がある。 コロナ危

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    florentine
    florentine 2020/05/23
    “なぜ日本政府ができなかったのかは、手段の問題ではない。困っている人を助けようという気持ちが薄いから、税金は住民(主権者)が払ったもので、住民が必要なことに使わねばならないという意識が欠落”
  • 日本アニメは世界の潮流から外れている 片渕須直監督が本気で心配する、その将来:朝日新聞GLOBE+

    【関連記事】世界で急成長の日アニメ、海外勢が猛追 輝き続けるカギは? 片渕監督の眼 【関連記事】なぜ日アニメは世界で愛される ディズニーとは対極の「ガラパゴスの力」 ――日のアニメには、見ている人が自分自身の人生と重ねて入り込める、共有できるストーリーが多いと、海外のアニメファンの多くが言っていた。だからこそ、国籍に関係なく、様々な国で受け入れられるのではないでしょうか。 えっとね、違うかもしれないんだけども、ある意味、日のアニメーションがティーンエージャーより上の世代に向けて特化していった、対象年齢を特化していった結果だと思うんですよ。例えば、ピクサーなどはまだ子供のために見せるという使命が残っていますよね。日はもうないですよ。 それはね、逆に言うと、そこが穴場なんです。「我々の世代に向けて語ってくれるメディアってない」と、ティーンエージャーや20代前半の人が思うわけです。とこ

    日本アニメは世界の潮流から外れている 片渕須直監督が本気で心配する、その将来:朝日新聞GLOBE+
    florentine
    florentine 2020/03/06
    トミノ御大が、て書こうとしたらすでにブクマで言われてる。あと大人は恋愛しないもの的な価値観がいかんのだとおもってる
  • 着物に明日はあるか? -- 朝日新聞GLOBE

    の伝統衣装といわれる着物の売り上げが減り続けている。一方では、その魅力を再発見する動きがでてきた。着物は衰退の危機を乗り越えられるのか。

    着物に明日はあるか? -- 朝日新聞GLOBE
  • [Part1]バチカン市国の内側をのぞいたら -- ローマから日本へ -- 朝日新聞GLOBE

    ペルジーノ門 photo: Yamano Yukie 観光客でにぎわうサンピエトロ大聖堂(地図1)の裏側には、原則としてバチカン職員以外は立ち入れない「居住地域」がある。法王や枢機卿ら聖職者が暮らし、バチカン市国の行政機関が並ぶ。職員の一人で神父の和田誠に中を案内してもらった。 城壁の南側にあるペルジーノ門(地図2)はひっそりとしていた。くぐると、数棟の簡素な建物がまず目に入る。「これがパパ様の住まいです」。教えられなければ素通りしていただろう。法王フランシスコがゲストハウスに住んでいるとは聞いていたが、豪華な彫刻で飾られてもいない、当に普通の建物だ。 その先には小さなガソリンスタンドがあった。燃料税が58%のイタリアとは違い、ここでは「免税」価格だ。主に公用車や、許可証を持った壁の外から通う職員が利用しているのだという。 今はショッピングセンターの駅舎 ちり一つない整然とした庭や道路は

    [Part1]バチカン市国の内側をのぞいたら -- ローマから日本へ -- 朝日新聞GLOBE
  • 朝日新聞GLOBE|えほんをひらけば

    [第1回] カリスマ編集者インタビュー/ 「との素晴らしい出会いを送りたい」 すぐれた絵は国境を越える――。香港に拠点を置く絵の専門出版社「minedition」代表のミヒャエル・ノイゲバウアー(Michael Neugebauer)さんの仕事ぶりをみていると、そんな言葉を思い浮かべる。イタリア・ボローニャで開かれる国際絵原画展などで有望な絵作家の「卵」たちを見いだし、世界各国での出版につなげてきたカリスマ編集者だ。国境を越える絵づくりの秘けつを聞いた。(聞き手 後藤絵里) ミヒャエル・ノイゲバウアー = photo : Kotoyori Tatsuo ――どうやって世界中で作家を発掘するのですか。 毎年、イタリア・ボローニャとドイツ・フランクフルトの2大ブックフェアには欠かさず行きます。出版社まわりも欠かせません。 世界中の出版社に知り合いがいて、つねに世界を飛び回っています

    florentine
    florentine 2011/08/18
    そう、韓国凄い。じっさい身近なところでオファーもたくさんきてる。あ、板橋区立美術館、今年はいけないなー。残念。
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