携帯電話の「音声定額」が普及しつつある。ウィルコムがPHS同士の音声定額サービスを開始して先鞭をつけたが、これにボーダフォンが追随。ドコモがPTT(プッシュ・ツー・トーク)の技術を利用して定額サービスに乗り出すとの観測も一部で出ている。 次世代通信技術を利用したVoIPも含めると、音声定額サービスは今後ますます拡大しそうだ。ITmedia読者のみなさんは、このサービスをどう見るだろうか。 ウィルコムとボーダフォンの定額サービス 音声定額の分野で先陣を切ったのは、ウィルコムだった。同社は月額2900円でウィルコムPHSユーザー同士が無料になるというプランを発表。これが同社のシェア拡大に寄与するなど(5月11日の記事参照)、一定の成功を収めた。 これに対し、ドコモやKDDIはすぐには後追いせず静観のかまえだった。だがボーダフォンがいち早く似たサービスとして、「家族間であれば通話定額」を開始(4