福島第一原子力発電所4号機を冷やすため、国内最長のブームを持つ生コンポンプ車を投入する。作業に使う予定のポンプ車はブームの長さが52m。同規模のポンプ車は国内に3台しかない。そのうちの2台を所有する中央建設(三重県四日市市)が政府に申し出た。
![特報:国内最大の生コンポンプ車で原発冷やす<追加情報あり>](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8d77f840429b555069205aeb5a849c272d479dee/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fkn%2Farticle%2Fbuilding%2Fnews%2F20110322%2F546538%2F1.jpg%3F20220512)
写真1●トヨタ自動車のネットマーケティング戦略について話すトヨタマーケティングジャパンの高田坦史代表取締役社長(撮影:新関雅士) トヨタ自動車が2010年1月に営業を始めたマーケティング専門会社トヨタマーケティングジャパンの高田坦史代表取締役社長は、2010年7月13日、東京都内のホテルで開催された「NETMarketing Forum 2010」(日経BP社主催)の基調対談に登壇した。高田社長は「新しい時代にふさわしいマーケティングへ~トヨタの大転換の決意」と題して講演(写真1)。対談のモデレーターはCMOワールドワイドの加茂純代表取締役社長が務めた(写真2)。 高田社長は、トヨタマーケティングジャパン社でこれから取り組もうとしていることを30分程度話したあと、対談形式で加茂社長の質問に答えた。 まず高田社長は、インターネットの普及や高額商品に対する買い控え感などの影響で、ここ数年で自動
位置情報活用ゲーム(位置ゲー)の「コロニーな生活☆PLUS」を運営するコロプラ(東京都渋谷区)が事業を急拡大させている。直近の会員数は165万人で、毎月10万人のペースで増え、競争が激しい位置ゲーの中でも頭1つ抜けた存在だ。2010年11月にはKDDIと提携するなど利用者層の拡大を図る一方で、地方の交通機関や物産店に送客する仕組みを構築し、位置情報をフル活用した“ジオメディア”としての独自性を発揮しようとしている。馬場功淳・代表取締役GM(ゲームマスター)に話を聞いた。 (聞き手は清嶋 直樹=日経情報ストラテジー) コロプラの現状は。 当社の会員数は約165万人(2011年1月下旬時点)で、毎月約10万人のペースで増えている。月間ページビューは20億前後、会員1人当たりでは同1200~1500程度とかなり多い。通勤や移動のたびに、こまめにアクセスしてくれる熱烈なファンに支えられているのがコ
昨年はTwitterが大いにはやった年で、社会現象面や技術面などからさまざまな興味深い指摘がなされた。筆者がユーザーの一人として特に感心するのは、「言い訳がしやすくなっている」点だ。言い訳をしやすくすることで心理的な負担を軽減し、人をより早く能動的にする。システムや業務の設計に取り入れたい視点だ。 筆者の経験談を語ろう。筆者は、ブログ(またはWeb上のコラム)を途切れさせてしまいがちである。締め切り日が決まっていなかったり、書く義務がなかったりすると、どうしても日々の忙しさにかまけて間が空いてしまう。筆者の場合、思ったことを思うままに書くというより、自分の持っている考えやアイデアをきちんと伝えたいという動機が強い。読む人にとって理解しやすく価値のある内容にしようと思うと、どうしても1テーマ5000字くらいになってしまう。こうなると書く労力が結構大きいので、忙しいと時間が取れなくなる。 これ
ソーシャルネットワークサービス(SNS)への関心が高まっている。昨年に大ブレイクしたTwitterに続き、今年も年明け早々Facebookが大きな注目を集めている。TwitterやFacebookは、チュニジアやエジプトで大規模な反政府デモを生み出す触媒になったとも言われる。このように最近では、ソーシャルネットワークサービスが世界を動かすほどの大きな影響力を示している。 最大の特徴はメディアに匹敵する情報の伝播力 ソーシャルネットワークサービスが大きな影響力をもってきている最大の理由は、その強力な情報伝播力にある。 ソーシャルネットワークサービスとは、もともとユーザー同士でのコミュニケーションの場を提供するもの。サービス提供者側はコンテンツそのものを提供せず、ユーザーが提供した情報を基本的なコンテンツとして、それをユーザー同士で共有するための、あくまでインフラという存在である。 Twitt
米Googleは2011年2月1日、同社の「ストリートビュー」技術を用い、実際に館内を歩く感覚で世界中の有名美術館の作品を鑑賞できるプロジェクト「アートプロジェクト」を公開した(写真1)。 ニューヨーク近代美術館(MoMA)をはじめ、世界的に有名な9カ国17館の美術館と協力し、486人のアーティストによる1000作品以上の美術作品をオンラインで鑑賞できるようにした。ボッティチェッリ作「ヴィーナスの誕生」(写真2)、レンブラント作「夜警」、ゴッホ作「星月夜」、日本からは葛飾北斎「雷神」、伊藤若冲「鶴図」などの作品が閲覧可能になっているという。 作品自体を高解像度カメラで撮影するのに加え、ストリートビュー技術を使って美術館内を撮影しており、美術館内を360度見渡せるバーチャルツアーを体験できるようになっている。 美術館内の撮影には、「トロリー」と呼ぶストリートビュー用に設計された特別な手押し車
グーグルのクラウドの原点。それがWeb検索だ。検索サービスを改善するために世界規模の巨大インフラを構築し、それが新たな検索機能を生み出す土台になった。では、今から5年後、グーグルはどんな世界を実現しようとしているのか。技術担当幹部のインタビューを基に、グーグルが描く検索の将来像をみていく。 米グーグルが、Web検索サービスの強化を急いでいる(表)。今年に入ってからだけでも、大小合わせて15回以上の強化を実施した。 なかでも力を注いでいるのが、リアルタイム検索だ。「かつて、Web検索で得た情報の中身は、数日前のものであるのが当たり前だった。今では1分前に更新された情報ですら、検索できるようになった」(エンジニアリングと研究部門を担当するアラン・ユースタス上級副社長)。 リアルタイム検索を可能にしたのが、昨年10月の米ツイッターとの提携である。ミニブログ「Twitter」の利用者が投稿したメッ
インターネット上での交流サイト(SNS)大手、ミクシィ社長の笠原健治氏は、運営サイト「mixi」上に企業の公式ページの開設を解禁していく考えを、このインタビューで初めて明らかにした。背景には、SNS世界最大手の「Facebook」が日本で本格稼働を始めたことがあるようだ。いつもながらの淡々とした口調ながら、静かな闘志を語った。 インターネット上での交流サイト(SNS)への関心が、以前にも増して高まっています。 インターネットではこれまで「何が」というモノに対する情報が重要でしたが、ソーシャルネットでは「誰が」という情報に価値があります。その点への認知が広まっているのでしょう。我々が、(人と人との関係を表す)ソーシャルグラフの活用をより重視することを9月10日に発表したのはそのためです。ミクシィは、ソーシャルグラフ・プロバイダーになっていくということです。 その発表会では、ミクシィが持つイン
日本システムウエア(NSW)は2010年11月1日、携帯電話アプリをAndroidアプリに変換する「Androidコンバートサービス」の無料試用サイトを開設した。同サービスはチュンソフトが「かまいたちの夜」Android版で利用している。 「Androidコンバートサービス」はバイナリ変換ではなく、元になる携帯電話アプリをAndroidプロジェクトファイルに変換する。そのため、移植後のソースコードをカスタマイズ可能。 日本システムウエアでは元となるソースコードを変更することなくAndroidに移植できるとしている。またタッチ入力に対応していない既存のアプリを、ソフトキーパッドなどAndroidの入力インターフェースに変換する機能なども備える。 対応する携帯電話アプリはiアプリ、S!アプリ、auオープンアプリ、MIDPアプリ。ただしiアプリは現在無料試用サービスは実施しておらず、2010年内
今回から3回にわたり、ソーシャルメディアの代表的なプラットフォームを2つずつ取り上げる。共通点のある2つのプラットフォームを比較することにより、それぞれの特徴を浮き彫りにする。今回は、利用者同士のつながりを中心とするコミュニケーション型プラットフォームとして、日本を代表するSNSであるmixiと、全世界でブームとなっているミニブログのTwitterを取り上げる。 mixiは女性10~20代、Twitterは男女10~20代が中心 まずは、mixi利用者とTwitter利用者の性年代別構成比を見てみよう(図2-1)。今回の調査では、男女それぞれ年齢層を6つに分けて全12セルとし、1つのセルに100人ずつを割り付けて全体が1200人となるように調査を実施した。このため、全体の性年代別構成比はすべて8.3%となっており、これと見比べることでそれぞれのソーシャルメディアの特徴が一目瞭然に分かる。男
企業のマーケティングにおけるソーシャルメディアの重要性が高まりつつある。2010年に入って「ソーシャルメディア活用術」をテーマにしたマーケッター向けのセミナーや、成功事例に触れる機会も大いに増えている。1対nで情報を伝えるマスメディアから、無数のn対nで情報が流通するソーシャルメディアの時代へと急速に変わりつつある今、企業がマーケティング活動の中でどのようにソーシャルメディアとつきあっていくのかに関心が集まっている。 この現状をふまえ、日経BPコンサルティングでは、18歳~69歳のソーシャルメディアを利用する男女1200人に、ソーシャルメディアの利用実態調査を実施した。国内の29のソーシャルメディア・プラットフォームを対象に利用実態や評価を尋ねている。 本特集では、この調査結果から特徴があるプラットフォームを取り上げ、比較分析する。企業がソーシャルメディアを使って消費者にアプローチする際の
先日、あるインターネット・サービス・プロバイダーが使っている格安なルーターを見せてもらった。格安といっても家庭用のルーターというわけではなく、上位のプロバイダーとBGP(Border Gateway Protocol)で接続するための高性能なルーターだ。運用を開始してから約1年半。これまで「障害は全くありません。動作は極めて安定しています」という。 なぜ格安かというと、無償で配布されているオープンソースのソフトウエアルーターを使ったからだ。ルーターといえばハードウエアで提供されているものが一般的だが、ソフトウエアルーターの場合は自分で用意したPCサーバーにインストールして使う。ソフトウエアルーターならばPCサーバーの費用だけでルーターを手に入れられる。 ここで冒頭のプロバイダーとルーターを紹介しよう。プロバイダーは新潟県三条市の銀座堂。地域に密着したプロバイダーで、回線のローミングを含めて
長い休みには、スマートフォンアプリケーションを作ってみませんか。あなたのアイデアから生まれる、手のひらの上で動くアプリケーション。友達のスマートフォンに、そして世界のユーザーにも配ることができます。アプリケーションを作ってみた人たちの記事や、作り始めるための入門記事をまとめました。 実践!アプリ開発にチャレンジ Androidアプリ開発に24時間で挑戦してみた Androidアプリケーション開発ストーリー 声で店舗を検索できる「ホットペッパーFooMoo」、Xperia発表に合わせほぼ1カ月で開発 英語圏でも人気、操作性にこだわったTwitterクライアント「twicca “変なソフト”として進化する人気Android日本語入力「Simeji」 世界トップ30のAndroidアプリ「スポットメッセージ」は“異文化の出会い”から生まれた Androidで広がる,携帯アプリ開発の世界 第1回
巷では、携帯電話やパソコンで農作物を育てる「農園系ゲーム」がはやっている(関連記事)。クリック操作で農地に種をまいてから、数時間~数十時間待てば収穫期になり、これを売却すればお金を稼げる。途中で水不足になったり、虫が付いたり、友人に収穫物を持っていかれたりすることもあるが、多少収穫量が減るぐらいで済む。 しかし現実の農業はそう簡単ではないようだ。筆者が2010年3月下旬に琵琶湖の湖畔にある滋賀県彦根市の大規模農家「フクハラファーム」を取材した時に、その現実を思い知らされた。 福原昭一代表は「稲作一つを取っても、土作りから、種まき、苗作り、地ならし、水質管理など、90種類ほどの細かな作業がある。しかも、すべての作業に適切なタイミングがある」。雨が降ったり晴れたりといった天候によっても作業内容は変わり、判断を間違えれば収穫量に影響する。今年は3月下旬になってもなかなか気温が上がらず、田植えの時
[後編]Android端末で新市場に先手,サービス・パートナへの道を開く NECビッグローブ 代表取締役執行役員社長 飯塚 久夫 氏 クラウドデバイスでどのようなサービスを提供するのか。 一つは動画配信サービス。そして,もう一つ注力しようとしているのが「Twitter」だ。クラウドデバイスでもTwitterが使えるというレベルではなく,これも「TwitterならNECビッグローブ」を言われるくらい,力を入れたい。 なぜクラウドデバイスでTwitterを重視するのか。 今なら先手を打てる分野だからだ。これまで,プロバイダはポータル・サイトとしての地位を競ってきた。しかし,国内のポータル・サイトは,長きにわたりヤフーの寡占状態にある。さらにプロバイダ各社は,ブログやSNS(social networking service)にも相次いで乗り出したが,ビッグローブはこの分野で出遅れた。Twitt
ユーザーがtwitterで「電子レンジで魚を焼きたい」とつぶやくと、「『小林製薬 チンしてこんがり魚焼きパック』かも!?」と教えてくれる「コレカモ」(twitter IDは @korekamo)は、東急ハンズが3月に作ったtwitterのボット(自動回答プログラム)だ。東急ハンズと良品計画が5分単位で更新する店頭在庫情報も合わせて教えてくれる。コレカモを企画した長谷川秀樹氏は、「人間の会話に近いユーザーインタフェースが実現できた」と語る。twitterボットの開発意図などを聞いた。 コレカモはお勧め商品と在庫情報を、どのようにユーザーに提供しているのですか? コレカモはチームラボが開発したボットです。事前に、東急ハンズや良品計画が扱う全商品110万件のデータを、製品名だけでなくその製品説明文などを含めて分析しておき、お客さんの質問文に含まれる名詞に一番マッチしたデータを持つ商品を、お勧めと
NECが今、「ITとネットワークの融合」を掲げ、組織改革やシステム刷新など“次の一手”を繰り出している。その狙いは、個別最適からの脱却。矢野薫社長は、就任以来3年をかけ、理念を明確にし、それを実現するための制度を考え、それを実行するための組織作りに取り組んでいたという。総額400億円を投資して、グループ15万人が使う新システムは、それらを裏打ちするための基盤であり、かつクラウド時代の主導権を確保するためのショーケースでもある。(聞き手は谷島 宣之=日経コンピュータ編集長、写真は小久保松直) 2009年4月1日付の組織改正は、顧客から見ると何が変わるのか。 何よりもまず、分かりやすくなります。当社は“ITとネットワークの融合”と言っているわりには、ITの営業もいればネットワークの営業もいて、お客様からすると「一体だれに何を話せばいいのか」という状態だった。営業体制の見直しは長年できなかったけ
[前編]Androidはグローバルな潮流,アプリでも世界に向け戦略を打つ NECビッグローブ 代表取締役執行役員社長 飯塚 久夫 氏 「インターネット・サービス・パートナ」の戦略を掲げ,接続サービス事業収入に依存したビジネスモデルからの脱却を図るNECビッグローブ。Android OSを搭載したインターネット端末「クラウドデバイス」の販売とアプリケーション・マーケット「andronavi」の構築に乗り出した意図はどこにあるのか。飯塚久夫社長の本音に迫った。 Android端末「クラウドデバイス」を発表した反響はどうか。 大きな反響を呼んでいる。1月18日にモニター・ユーザーの募集を開始したが,定員100人に対して1日で500人を超える応募があった。 端末メーカーからも,「もっと適したハードウエアを提供できる」という提案が何件か来た。2月からモニター・ユーザーに貸し出す台湾カマンギ(Cama
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く