一塁上で談笑ダメ!!NPB流八百長対策 セ・リーグが、グラウンド上での敵同士の会話や過度なあいさつの自粛を検討していることが28日、明らかになった。1日に行われるセ・リーグ理事会で協議する。大相撲の八百長問題が取りざたされている中、少しでも疑いを持たれるような行動を慎み、クリーンさを改めて内外に印象づけるのが狙いだ。 プロ野球では、試合前の練習中やプレーボール前など両軍の選手が互いにあいさつしたり、近況を話し合う光景がしばしば見られる。大学や高校の先輩に後輩があいさつするというのが、最も多いケースだ。単なる儀礼的なものに過ぎないのだが、関係者によるとスタンドのファンから「なぜ敵どうしなのに、あんなに仲良く話し込んでいるんだ」といった疑問の声が、一部の球団に寄せられているという。 グラウンド上でのこうした「親睦的態度」だが、実はセ・リーグのアグリーメント第42条で禁止されている。今回の理事会