プロ野球の選手会は、若手選手の出場機会を増やすため、新たな移籍の制度の導入を求めていくことになりました。 この中で、若手選手がほかの球団に移籍することで出場機会を増やす新たな制度の導入をNPB=日本野球機構に対して求めていくことで一致しました。新たな制度は、アメリカの大リーグや韓国のプロ野球で行われている制度を参考にして、各球団が一定の人数枠を設けて選手をプロテクトしたうえで、その枠を外れた選手をほかの球団が指名できるものです。人数枠の数や、入団からの年数に制限をつけるかどうか、選手に拒否権を与えるかなど、具体的な検討は今後していくということです。選手会は、NPBとの事務折衝の場で新たな制度の導入を提案することにしています。 選手会長を務める楽天の嶋基宏選手は「出場期間の少ない選手が移籍することでチャンスをつかめるような制度を提案したい。若手選手には深刻な問題なので、早急に取り組んでいきた