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ブックマーク / gendai.media (5)

  • Official髭男dismの大ヒット曲「Pretender」を同性愛から読み解く(阿部 幸大) @gendai_biz

    Official髭男dismの大ヒット曲「Pretender」を同性愛から読み解く JPOPと「クィア・リーディング」の可能性 「クィア・リーディング」とは何か Official髭男dismは、2018年の「ノーダウト」でのヒットから、にわかに注目されているバンドである。「ノーダウト」はブルーノ・マーズのJPOP的受容といった感触の佳作であったが、セカンドの「Pretender」では、ボーカル藤原聡の圧倒的な歌唱力に多くのリスナーが驚かされることになった。 同曲はビルボード・ジャパンのストリーミングチャートで、稿執筆時点において15週連続1位をキープしている。しかもKing Gnu、あいみょんを抑えてトップ3を髭男の曲が独占する人気ぶりであり、「Pretender」がいまもっとも広く聴かれている音楽であることは疑いない。 稿では、この「Pretender」を「クィア・リーディング」とい

    Official髭男dismの大ヒット曲「Pretender」を同性愛から読み解く(阿部 幸大) @gendai_biz
  • この社会はガチすぎる…「レンタルなんもしない人」が求められる理由(山本 ぽてと) @gendai_biz

    フォロワー22万人超、「レンタルなんもしない人」とは何者か? 離婚届の提出に同行、裁判の傍聴席に坐る……「なんもしない」サービスがなぜ今の日社会で求められているのか? 初著書『レンタルなんもしない人のなんもしなかった話』も売れに売れている中、『居るのはつらいよ』で話題の臨床心理士・東畑開人さんとの特別対談!(青山ブックセンターにて6月16日収録) 「なんもしない」は、反社会的? 「なんもしない人(ぼく)を貸し出します。常時受付中です。国分寺駅からの交通費と、飲代等の諸経費だけ(かかれば)ご負担いただきます。お問い合わせはDMでもなんでも。飲みいと、ごくかんたんなうけこたえ以外、なんもできかねます。」 (「レンタルなんもしない人」Twitterプロフィールより) 東畑:このトークイベントに、ぼくは怯えながらやってきました。企画書を見るとレンタルなんもしない人さんは、「ごくかんたんなうけ

    この社会はガチすぎる…「レンタルなんもしない人」が求められる理由(山本 ぽてと) @gendai_biz
  • オードリー若林「もうすぐ、マウンティングがダサい時代が来る」(伊藤 達也) @gendai_biz

    おじさんになって感じた「変化」 「もう間もなく、マウンティングはダサいことになると思うんですよ。どんだけ自分が没頭できるものを持っているかということが大事な時代に、そろそろなってくる気がしています。 若い人たちがナナメに構えがちなのはわかります。ネットだと特にそうなんでしょうね。でも、そういう人たちは世間の変化にも敏感だと思うので、どんどん変わっていくんじゃないかな。ただ僕がそう願っているだけかもしれないけど……」 漫才コンビ、オードリーの若林正恭。新著『ナナメの夕暮れ』が、10万部を超えるヒットになっている。エッセイ集のタイトルは「20~30代はナナメに構えていたけれど、そんな青春が終わっていく感じが、夕暮れを思わせた」ところからつけられた。 ナナメはもう、終わりにしよう――。 一見して変人の春日(俊彰)に対して、大人しそうな童顔で、ちょっと斜に構えた若林。絶妙な関係性の「ズレ漫才」とキ

    オードリー若林「もうすぐ、マウンティングがダサい時代が来る」(伊藤 達也) @gendai_biz
  • 「共感」なんて、どうでもよくない?詩人がたどり着いた、言葉の正体(最果 タヒ) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

    最果タヒ。詩人という肩書きを手にしてから12年が経過していた。 私はに救われたことがない、ということをコンプレックスに思い続けた12年間だった。詩を書くことを生業にしてから、一緒に仕事をする人たちは、そのほとんどがを愛し、そして過去にに救われたことのある人たちだった。を作れば、を手に取ってくれた人の感想や、書店員さんの声を聞くこともできる。そうした人たちが、をどれほど大切なものと捉えているのか、知れば知るほど憧れてしまった。 憧れる、ということは、私にとってその「思い」は自分の外側にあるものなのだろう。そう思うと、不安だ。私にはそんな経験がない、に救われたことがない、それなのに、こうしてを作っている。いいのだろうか? は好きだけれど、特別視しているとは断言できないでいた。 書くことがずっと好きだった。それは、ちいさなころからずっと。落書き帳は絵ではなく文字で埋まっていた。

    「共感」なんて、どうでもよくない?詩人がたどり着いた、言葉の正体(最果 タヒ) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
  • 稀代の仏教哲学者・鈴木大拙が今こそ読まれるべき理由(安藤 礼二)

    折口信夫と西田幾多郎への多大な影響力 まさか自分が鈴木大拙を主題として一冊のを書き上げることができるとは思ってもいませんでした。 そもそも大拙に関心を抱いたのは、折口信夫について調べている過程で、でした。折口信夫は、大学の卒業論文として『言語情調論』を提出します。後に国文学者にして民俗学者となる人物からは想像もつかないような破格の言語論で、詩的言語発生の条件を社会学的かつ心理学的に探求していこうとしたものでした。 折口は、言語のもつ機能を二つに分けます。日常のコミュニケーションを成り立たせている間接性の言語と、非日常のコミュニケーション(つまりは詩)を成り立たせている直接性の言語です。両者の違いは、言語のもつ「意味」にダイレクトに迫っているか否かという点にあります。 日常のコミュニケーションでは、言語のもつ「意味」を正確に伝えるために、「意味」の表層に間接的にしか触れません。非日常のコミ

    稀代の仏教哲学者・鈴木大拙が今こそ読まれるべき理由(安藤 礼二)
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