いまや何も違和感を感じない 男女合同でのランウェイショー、そしてそこに付き物である「両性具有」「中性的」「ユニセックス」というキーワードには、何も驚きを感じなくなった。 あれ程、女性が仕事にもスニーカーを履き始めた、男性でも女性でも着れるような服、そしてもはや性別自体を区切ることに対してもファッションだけではなく、社会的にも世界中の人々が(時に過剰に)共鳴しあった。 その共鳴が加速化したのは、2015年頃から。 ちょうど VETEMENTS のデビュー戦であり、GUCCI にミッケーレが初登場し、アメリカでは同性婚が合法になる等、2015年を節目としてその境界線について言及することを越え、近年ファッションでは「ポストヒューマン」に向かい始めているように思う。人間を超越したストーリーは、「人間そのもの」「(さらに)奇形」「テクノロジーの進化」「未来(過去をリファレンスした未来も含め」と密接に
![Ugly beauty|Yoshiko Kurata](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e178dafb72c19ec8e917044537fd64116c8fe7e6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F46634955%2Fprofile_81fcb91d9bbb5713e57de4a3acebe2d2.jpg%3Ffit%3Dbounds%26format%3Djpeg%26quality%3D85%26width%3D330)