岸田外務大臣は訪問先のドイツでシュタインマイヤー外相と会談し、中国が設立を提唱しているAIIB=アジアインフラ投資銀行について、組織の公正な統治を確保することが重要だとして、情報の共有などで引き続き連携していくことを確認しました。 この中で岸田大臣は、中国が設立を提唱しているアジアインフラ投資銀行について、ドイツがすでに参加を申請したことも踏まえ、参加に慎重な姿勢を取っている日本の立場を説明しました。 そのうえで両外相は、アジアインフラ投資銀行が、組織の公正な統治を確保することが重要だとして情報の共有などで引き続き連携していくことを確認しました。 また両外相は、G7サミットの議長国をことしはドイツが務め、来年は日本が務めることを踏まえ、両国が緊密に協力していくことも確認しました。 会談のあと岸田大臣は記者団に対し「アジアインフラ投資銀行を巡って、ドイツとは従来から緊密に意見を交わし意思疎通