陸上自衛隊は、4年目となる、アフリカ・南スーダンでのPKO=平和維持活動の様子を公開しました。拠点となる首都・ジュバでは、おととし、一時治安が悪化しましたが、その後情勢は安定し、現在は道路の整備などを行っています。 24日、現地での活動の様子が公開され、このうちジュバにある2つの国連施設を結ぶ幹線道路では、隊員が重機を使い、路面を平らにする作業に当たっていました。 南スーダンではおととし、民族間の対立を背景とした武力衝突が起き、部隊は宿営地の外での活動を見合わせましたが、その後、ジュバの情勢は安定し、去年6月から道路整備などの活動を再開しています。現場では、拳銃を身に着けた隊員が周囲を警戒しながら作業に当たっていました。 また、最近では避難民を保護するための活動が多くなっているということで、およそ1万5000人の住民が避難生活を送るキャンプでは、隊員たちが襲撃を防ぐため、高さ2メートルの塀