ライオンもう飼わない動物園に 最高齢の死、動物福祉のなぜ 「重い選択」と園 2020年2月1日 8:50 京都市動物園(左京区)で飼育していた雄ライオン「ナイル」が31日、死んだ。国内最高齢の25歳10カ月で、飼育期間も国内最長の22年6カ月と記録を更新中だった。同園は現在策定している新構想案で、ライオンの飼育展示についてナイルを最後とする方針を打ち出しており、同園からライオンが姿を消す見通しとなった。 1月10日から食欲不振が続き、27日には食欲が全くなくなったという。29日夕から立ち上がれなくなり、30日は展示を中止して投薬治療を続けていた。死因は老衰とみられ、同園が詳しく検査している。 ナイルは1997年7月、3歳で和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドから来園。2017年1月、同居していた雌ライオンのクリスが死んだ後は1頭となった。近年、やせ衰えた姿に「安楽死させてあげて」との声が
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