近畿大学水上競技部の山本貴司監督(右)から花束を受け取り記念撮影をする一ノ瀬メイ選手=大阪府東大阪市で2021年10月29日午後2時、藤井達也撮影 2016年リオデジャネイロ・パラリンピック競泳女子日本代表で今月末での引退を発表している一ノ瀬メイ選手(24)=近畿大職員=が29日、東大阪市の近大東大阪キャンパスで記者会見を開いた。「(人生の)本番はここから。プールでの活動を越えていきたい」と話した。 一ノ瀬選手は引退の理由を「パラの知名度を上げるという目標は達…
パラリンピックは社会を変える。そんなパラリンピックの力を信じて突き進んできた一人のスイマーが引退を決意した。 リオパラリンピック日本代表の一ノ瀬メイ。24歳。京都で生まれ、1歳半から障がい者スポーツセンターで水泳を始め、9歳から本格的に競技を開始。比較的障がいクラスの軽いS9クラスで数々の日本記録を打ち立て、アジアパラ競技大会、世界選手権などの日本代表としても活躍。2019年からオーストラリアに拠点を移してトレーニングに励んだが、東京パラリンピックは出場権を逃していた。 【過去のインタビュー記事】一ノ瀬メイ・武者修行先のオーストラリアで思い巡らすスイマーとしての存在価値 一ノ瀬は10月29日、引退会見を開き、「水泳でできることはやりつくした。今、パラリンピックを目指し始めた9歳の頃の自分が想像もできないような景色を見ることができている。感謝で胸がいっぱいです」とあいさつした。 10月末で所
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