ここまで、LOUDS のビット列を使って木構造をたどる方法を見てきました。 今回は、LOUDS のデータを使って trie を実現する方法を考えます。 (trie を知らない方は、情報系修士にもわかるダブル配列をご参照ください) まず、辞書には次の単語が入っているとします。 an i of one our out すると、trie は、これまで例として使ってきた木と同じ形になります。違いは、それぞれのエッジにラベルがついていることだけです。 エッジごとのラベルは、どのような形で覚えておくのがいいでしょうか。ここでは、それぞれのエッジの下にあるノード番号と関連付けて覚えておくことにします。すると、次のようになります。 例えば、2番ノードに入ってくるエッジについているラベルは "a" なので、ノードが "2" のところのラベルは "a" になります。ここでは 仮想的な 0番ノードは使わないため
