ローソンは2013年度から、配偶者のいる社員に「配偶者手当」、子どものいる社員には「子ども手当」を、賞与(ボーナス)でも支給する制度を始める方針を明らかにした。 企業が月給以外で家族手当を支給するのは極めて異例で、単身者に比べて生活費のかかる家族のいる社員の給与を手厚くし、消費を活性化するのが狙いだ。 ローソンは現在、配偶者扶養手当と子ども手当を「家族手当」として毎月の給与で支給している。新制度は年2回のボーナスでも同様の手当を支給する。ボーナスに加える手当は、仕事の成果によって額が増減する「業績連動型」とする方針だ。新浪剛史社長は「会社として家族を大切にする姿勢も必要」と話している。