記事入力 : 2010/06/20 08:57:40 「在日朝鮮人帰国事業は人道主義を装った追放」(上) 「国際赤十字社や米国政府は日本政府の意図を知りつつも口を閉ざす」 苦痛から逃れる帰国者たち、北送の悲劇は今なお続く 50年前に行われた在日朝鮮人帰国事業の背景について語るテッサ・モリス・スズキ教授 「『在日朝鮮人帰国事業(在日朝鮮人の北送事業)』を行った日本政府と日本赤十字社は、問題解決のために取り組む責任がある。 また当時、『帰国事業』に関与した国際赤十字社は、帰国者たちが人道的な待遇を受けていないという事実を知っていたにもかかわらず、何の対策も取らなかった。 この点に関しては道徳的な責任がある」 日本史学者でオーストラリア国立大学のテッサ・モリス・スズキ教授(59)は2007年、 在日朝鮮人帰国事業の背景について告発した『北朝鮮へのエクソダス−「帰国事業」の影をたどる』 を英