【韓国】偽書論争続く「桓檀古記」~本当なら世界文明の始源が韓民族に偽書論争が続く古書は多い。最近出版されたキム・ジンミョン氏の小説「千年の禁書」は紀元前18世紀の韓国古代史に文明の進んだ国が存在したという根拠として「檀君世紀」という本をあげている。どういう本であろうか? 世に知られてから数十年の間真偽論争が続く本が「桓檀古記」だ。同書は4つの部分から構成されている。「三聖紀」「北夫余紀」「太白逸史」問題の「檀君世紀」がそれだ。桓檀古記はその本自体が制度圏(訳注:社会制度を脱しない領域や範囲の意。ここでは学会を指す。)と在野を分ける基準と認識されている。制度圏史学者らがほとんど例外なしにこの本を「偽書」と見ており、本自体を取り上げて論じること禁止されている。いったいなぜ? この本が紹介する私たちの古代史の姿は想像を絶する。韓国史の出発点が1万年前近くさかのぼる。その領域も非常に広い。世界文明