若手“システム屋” 「次回の会議資料、見ていただけましたか?」 ダメな“システム屋”上司 「見たぞ。ちょっと手を入れないとダメだな」 若手 「はい、どこでしょうか?」 ダメ上司 「この資料は客観的すぎる。我々の報告なんだから、我々がどんな仕事をしたかを報告すべきだ。つまり、全ての主語は我々でないとダメだ」 若手 「しかし市場の全体動向や競合他社の動きについては、客観的に書くべきだと思ったのですが」 ダメ上司 「競合他社の情報なんか最小限でいいんだよ。我々のサービスが良ければ、競合他社なんか関係ないだろ?」 若手 「我々のサービスがいくら優れていても、競合他社が強力なら対策が必要だと考えたのですが・・・」 ダメ上司 「ごちゃごちゃ考えすぎだぞ。それに、背景や経緯の情報が多すぎる。我々がやってきたことと、これからやることを示せば十分だ」 若手 「しかし、経緯を知らない出席者から知恵をお借りする