職員欠勤しても業務中断はせず 県が継続計画発表 - 徳島新聞社徳島県は２日、新型インフルエンザに感染した職員が欠勤しても、可能な限り業務を中断させない対応をまとめた「県業務継続計画」（県庁版ＢＣＰ）を発表した。新型インフルエンザ対策に関する業務を優先的に継続させ、治療用タミフルの供給調整や県民への迅速な情報提供を行う。 県庁版ＢＣＰは、欠勤率が４０％程度になるなど強毒性の鳥インフルエンザ発生も想定して策定。業務の縮小・中断や人員配置などの期間については、１回の流行が最大続く約２カ月間を設定。発生状況や事態の推移に即して弾力的な運用を行うとしている。 基本方針として▽新型インフルエンザ対策業務の優先的実施▽継続業務以外は大幅に縮小・中断し、継続業務に人員を投入▽継続業務以外で感染拡大につながる可能性のある業務は極力中断する－などを明記した。 業務については＜１＞新型インフルエンザ対策１７５業務＜２＞生活保護費の支給、地震などの危機事象への対応など
