マイクロソフト、広島大学、日本学生支援機構の3組織は2009年6月1日、「アクセシビリティリーダー育成協議会」を設立したと発表した。これまで広島大学で育成してきたアクセシビリティリーダーを、全国の国公私立大学でも育成することを目指す。 アクセシビリティリーダーとは、障碍の有無や身体特性、使用言語、年齢を問わず、情報や製品、サービスを利用できるよう環境を整える人材のこと。広島大学とマイクロソフトは2004年から共同で育成プログラムを開始し、資格制度の運用も始めた。これまで93人が認定資格を取得している。 育成協議会を設立し、全国の大学で同様の育成プログラムを実施できるよう支援する。マイクロソフトはOSやOffice製品を障碍者が利用する場合のアドバイスやカリキュラム作成を支援、広島大学は育成プログラムのノウハウ提供や資格認定試験の実施、日本学生支援機構は全国の大学への普及活動を実施する。 協