NTTドコモ、テレビ通販会社を傘下に、モバイルEC事業を推進
NTTドコモは4月6日、テレビ通販事業を手がけるオークローンマーケティング（OLM）の発行済株式の51.0％に相当する普通株式を約310億円で取得し、傘下に収めると発表した。OLMの通販分野におけるノウハウを利用し、モバイルEC事業を推進する考え。 OLMは、テレビ通販番組「ショップジャパン」や通販サイト「ヒルズコレクション」「エクサボディ」を運営し、エクササイズDVD「ビリーズブートキャンプ」「コアリズム」などを販売してきた。通販番組向け映像の制作ノウハウを持ち、米国／欧州からの商品調達力、商品開発／改良力、マーケティング力などが特徴という。NTTドコモは携帯電話向けサービス／技術にOLMのノウハウを組み合わせ、事業運営に相互活用するとしている（関連記事その1、その2）。 NTTドコモは、OLMの既存株主より普通株式5万5215株を取得する。OLMの資本金は14億6700万円。 ■関連情
ドコモがテレビ通販会社を傘下に，「モバイルeコマースの市場成長を加速」
NTTドコモは2009年4月6日，テレビ通販のオークローンマーケティング（OLM）と資本提携した。OLMの発行済み株式の51％（5万5215株）を310億円で取得すると共に，NTTドコモ グループ事業推進部長の守屋学氏が代表取締役副社長に就任，同氏のほか3人を役員として送り込む。 両社の発表によると，OLMはテレビ通販の販売額でジュピターショップチャネル，QVCジャパンに次ぐ第3位。最近は，「ビリーズブートキャンプ」などの成功で急成長している。会見に登壇した守屋部長は，「通信販売市場はモバイルビジネスと親和性が高い。成長が見込める新事業領域としてシナジーが出せる」と語った。富士経済の調査によると，2007年時点のモバイルeコマース市場は2616億円。ドコモは，今回の提携などにより同市場を活性化，1兆円の市場を目指すという。 NTTドコモは2008年10月，「ドコモとのシナジーが発揮できる領
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